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2022.08.29
体験談

東京都yukiii0214さんの無痛分娩/メディカルパーク湘南

yukiii0214さんは1人目のお産が大変だったことから、2人目は絶対に無痛分娩にしようと決めていたそうです。事前にしっかりと情報収集をして病院を選んでお産をされました。

【基本data】

■name/yukiii0214さん

■年齢/30

■お住まいのエリア/品川区

■家族構成/夫+妻+ 子ども(2名)

■出産施設/メディカルパーク湘南

■無痛分娩回数/1回

■出産費用総額/約68万円 (費用の内訳は記録が残っておらず不明)-42万円(出産一時金)=26万円

■無痛分娩実施時期/2017年

取材時期:2022年8月

無痛分娩の情報はYou Tubeと友人から

yukiii0214さん提供写真/通院中の写真

interviewer:本日はよろしくお願いします。

yukiii0214さん:よろしくお願いします。

interviewer:早速ですが、無痛分娩を知ったきっかけを教えてください。

yukiii0214さん:無痛分娩は以前から知っていたのですが、友人が無痛分娩でお産したのをきっかけに詳しく知りました。

interviewer:身近な方の無痛分娩がきっかけになったんですね。

yukiii0214さん:そうです。

interviewer:なぜご自身も無痛分娩にしようと思ったのですか?

yukiii0214さん:1番の理由は、1人目のお産が大変だったからです。産まれるまで37時間もかかったので「2人目は絶対に無痛分娩にしよう!」と、1人目のお産の直後から心に決めていました。

interviewer:37時間もかかったんですか!それは大変でしたね。1人目のお産は自然分娩だったと伺っていますが、無痛分娩を選択しなかった理由は何ですか?

yukiii0214さん:1人目の時にも無痛分娩にしようか悩んだのですが「1度は自然分娩を経験したい」という想いがあったことと、立ち会い出産をしたかったので自然分娩を選びました。無痛分娩だと立ち会い出産ができないと思っていたんです。

interviewer:なぜ無痛分娩だと立ち会うことができないと思われたんですか?

yukiii0214さん:自然分娩でこそ立ち会い出産の意味があるのかなという先入観があったんですね。立ち会い出産というと、パートナーの応援が陣痛を乗り越える力になるというイメージが強かったんです。

interviewer:なるほど。

yukiii0214さん:でも結局、コロナの影響で立ち会い出産はできなかったんです。立ち会い出産がしたくて自然分娩を選んだのに、なんだかただ辛いだけで「これじゃぁわざわざ自然分娩を選んだ意味がなかったな」と思ってしまいました(笑)。

interviewer:そうだったんですね。それで1人目のお産を終えた直後から「次は無痛分娩」と決めていらしたんですね。

yukiii0214さん:そうです。よく「陣痛の痛みは時間が経つと忘れる」と言うじゃないですか。

interviewer:はい。

yukiii0214さんだから自分の気持ちが変わらないように「2人目はもう絶対に無痛分娩にするから、万が一私が揺らいでいたら止めてね」と夫にお願いしておきました。

interviewer:それは確実な方法ですね!確かに時間の経過と共に陣痛の記憶が薄れてしまうというお話は聞いたことがあります。

yukiii0214さん:そう、忘れてしまいますよね。それで「やっぱり自然分娩でいけそう」となってしまいそうだなと思って(笑)。

interviewer:無痛分娩についての情報はどのように集めましたか?

yukiii0214さん:主に友人の体験談とYouTubeですね。

interviewer:YouTubeではどういう動画を見ていましたか?

yukiii0214さん:「3児ママ るるチャンネル」というYouTubeチャンネルを見ていました。

interviewer:そのYouTubeチャンネルは、どういう特徴があるんですか?

yukiii0214さん:3人のお子さんを無痛分娩で産まれた方のチャンネルです。いろんなタイプの無痛分娩を経験をした上で、どれが良かったかということ等をお話しされていて、それが大変参考になりましたね。

interviewer:最近は動画で情報収集ができて本当に便利ですよね。実際に無痛分娩を体験された方のお話を手軽に聞けるというのはいいですね。

yukiii0214さん:確かにそうですね。

interviewer:無痛分娩について不安なことはありましたか?

yukiii0214さん:YouTubeや友人のおかげで体験談はいろいろと知ることができたので、無痛分娩について不安なことは特にありませんでした。それよりも、病院を選ぶための情報が足りなくて困りましたね。

interviewer:病院選びですね。

yukiii0214さん病院のホームページに無痛分娩の取扱いがあると書いてあっても、具体的にどのような無痛分娩なのかという情報はなかなか載っていないんです。

interviewer:ホームページに掲載されている情報だけでは不十分だったということですね。具体的にどのような情報が足りないと感じたのでしょうか。

yukiii0214さん陣痛の促進方法についての記載がなかなかないんです。私はすごく痛がりなので、完全な無痛分娩が希望でした。日本での無痛分娩は計画無痛分娩が多く、促進剤を使うのが主流だと思うのですが陣痛を促進する方法が病院によって違うんです。

interviewer:そうなんですね。

yukiii0214さん:ラミナリアと呼ばれる棒状の医療器具を入れたり、バルーンを入れたり、促進剤を点滴したりという方法があります。私が調べたところ、この3つが主な選択肢なのかな思いました。

interviewer:陣痛を促進する方法にいろいろと種類があるんですね。

yukiii0214さん:はい。私が見たYouTubeの無痛分娩体験談ではラミナリアとバルーンが痛かったという話しをしていたので選択肢から外すことにしました。病院のホームページには陣痛促進の具体的な方法までは記載されていないので、候補となる病院全てに電話をして「陣痛の促進はどういう方法でやっていますか?」と確認しました。

interviewer:すごい!事前リサーチに抜かりがないですね。ラミナリアとバルーンではなく促進剤を使用して陣痛を促進する方法をとっている病院を1件1件電話をして探したんですね。

yukiii0214さん:そうなんです。そうして一度は条件を満たす病院を予約したのですが、臨月の時期に気持ちに変化があり病院を変更したんです。

interviewer:お産のかなり直前ですね。なぜ産院を変更したんですか?

yukiii0214さん:最初に分娩予約をしていた病院は、週3日しか無痛分娩をやってなくて、計画無痛分娩だったんです。よくあるパターンだと思います。

interviewer:なるほど。

yukiii0214さん:日中帯に促進剤を打って、もし麻酔科医がいる間に陣痛が来ないと、自然分娩になってしまうんですよね。

interviewer:100%無痛分娩が保証されるわけではないんですね。

yukiii0214さん:そうなんです。臨月になってお産が近づいてくるにつれて「もし陣痛が思うように促進されなくて、タイミングが合わなくて結局自然分娩になったらどうしよう」と不安になって、それは絶対嫌だと思ったんです。そういう理由で、結局24時間麻酔科医が常駐しているところに変更しました。できれば促進剤を使いたくないとも思い、自然に陣痛が来てから入院することができるところを選びました。

interviewer:なぜ促進剤を使いたくなかったんですか?

yukiii0214さん:怖かったからです。お産の時は自然にハイになることで、ある程度痛みに対して鈍感になるということがあると思うんです。だけど通常の状態で陣痛を促進する処置をするのは痛そうで怖いと思ったんです。自然な陣痛が来る前に「では今からお産を始めます」と促進剤を入れたり、ラミナリアを入れたりするのってとても怖いなと。

interviewer:確かに人工的に陣痛を起こすのは、身体の準備ができていない分緊張しますね。

yukiii0214さん:条件を満たす新しい病院「メディカルパーク湘南」が見つかったのは良かったのですが、少し距離が遠くなってしまいました。

interviewer:どれくらい遠いのですか?

yukiii0214さん:自宅から1時間、実家からだと40分の距離です。

interviewer:ご自宅からもご実家からもそれぞれ少し距離がありますね。

yukiii0214さん:「もう少し近ければいいのに」とも思いましたが、そこまで気にしませんでした。24時間無痛分娩に対応している病院自体が貴重なので。

interviewer:無痛分娩の種類について徹底的にリサーチをした上で、ご自身の希望する条件を満たした産院を手配するという段取り力に感動します。ご職業は営業さんとのことで、お仕事ができる感じが伝わります(笑)。

yukiii0214さん:ただ「痛いのが嫌だ」という一心でした(笑)。

interviewer:病院の決め手は何ですか?

yukiii0214さん:やはり24時間365日無痛分娩に対応しているということですね。確実に無痛分娩ができるというところが決め手です。お産当日になって、やっぱり自然分娩になってしまうというリスクがないので安心できました。その他の決め手は、無痛分娩の実績が豊富だったことですね。日本ではまだ、無痛分娩がどこの病院でも気軽に出来るわけではないので、そこはしっかりと確認しました。

interviewer:実績確認はどういう風にされたんですか?

yukiii0214さん:実績はホームページに載っていることが多いんですよ。病院もそこはアピールポイントだからだと思います。麻酔科医の人数も掲載されています。

interviewer:無痛分娩をするにあたって他に不安はありましたか?

yukiii0214さん:無痛分娩については事前にいろいろと調べていたので、特になかったですね。無痛分娩の不安よりも、第2子ということでお産の際に上の子をどうしようということが心配でした。

interviewer:上のお子さんのことを心配されていたんですね。

yukiii0214さん:その点については計画無痛分娩だと段取りがしやすいと思うんですが、私は自然な陣痛を待つことを選んだので。いつ陣痛が来るか分からないので、その時に上の子をどうしようという不安はずっとありました。

interviewer:病院が遠いというのもありますものね。

yukiii0214さん:そうなんです。お産に備えて里帰りはしていましたが、母も働いてますので。夫も一緒に実家に滞在してくれていたのですが、週に何日かはどうしても上の子と2人だけの日があったんです。「もしその時に陣痛が来たらどうしよう」という不安な気持ちはありました。

interviewer:上のお子さんがいると、完璧に準備できないこともありますよね。

yukiii0214さん:そうですね。もう運に任せるしかないというところがありましたね。

interviewer:パートナーやご両親は無痛分娩をすることを伝えた際に、どのような反応をされましたか?

yukiii0214さん:夫は「全然いいんじゃない」と言ってくれて、私がいいなら賛成とのことでした。母親は「自然分娩で産んだら?」という感じでしたね。

interviewer:お母様に自然分娩を勧められて、yukiii0214さんはどのように返したのですか?

yukiii0214さん:母親とは仲が良いので「それは無理だよ。痛いのは嫌だから、私は無痛分娩で産むよ」と伝えました(笑)。

interviewer:お母様の反応はどうでしたか?

yukiii0214さん:それ以上は何も言ってこなかったです。

interviewer:そうなんですね。

yukiii0214さん:実際に無痛分娩でのお産を終えて、私が「無痛分娩、最高だったよ」と伝えたら「そうなのね!今時はすごいわね」という感じの反応で、無痛分娩に対するイメージがガラリと変わった様子でした。

無痛分娩での立ち会い出産

yukiii0214さん提供写真/出産直後

interviewer:無痛分娩当日はどのような感じでしたか?

yukiii0214さん:当日は、結構バタバタでした。前日の夜からお腹に違和感があり「そろそろ陣痛がきそうだな」と感じていました。母親に「今日、陣痛が来る気がする」と伝えたら「じゃあ仕事休もうか?」と言ってくれたのですが、それまでに何度か同じようなことがあったので、また「今日、産まれそう詐欺」になると気まずいなと思ってしまって(笑)。

interviewer:それは判断が難しいところですね。

yukiii0214さん:そうなんです。それで「大丈夫、仕事に行っていいよ」と言ってしまったんですよね。 母親も「何かあったら連絡してね」と出勤していきました。今思えば、休んでもらえばよかったです。

interviewer:なるほど。

yukiii0214さん:母親が出勤した後もお腹の違和感は続いていたのですが、普段通り過ごしていました。夫の仕事がお休みで実家にいてくれたので、上の子を近くの海に連れて行ってくれたりお庭のプールで遊んでくれたりしていました。11時くらいになってお腹が痛くなってきたので、陣痛かどうか確信は持てなかったのですがそろそろ病院に行こうということになりました。

interviewer:そこから病院まで40分、長いですね。

yukiii0214さん:長かったですね。移動中に痛みが本格的になってきて「あぁ、もうこの痛みは確実に陣痛だ」と思いました。病院に到着して内診してもらったら、子宮口は既に8cmまで広がっていました。

interviewer:8cmですか!かなり開いていましたね。

yukiii0214さん:はい。立ち会い出産を強く希望していたのでそのまま立ち会えるかと思ったら、上の子が一緒だと無理だと言われてしまって。そこまで考えていませんでした。

interviewer:お子様は立ち会いNGだったんですね。

yukiii0214さん:子宮口の開きも進んでいて、もうすぐに産まれそうとのことで、そのまま分娩台に上がりました。分娩台で母親にLINEで「詳しいことは後から夫が話すから、とにかく病院に向かって」と連絡を入れました。

interviewer:陣痛に耐えながらLINEをしたんですね。

yukiii0214さん: 陣痛は痛かったんですが、その連絡が最優先だったので「あと何分かかる?」と痛みに耐えながらやりとりしていました。横では麻酔の準備をしてくれていました。助産師さんに母親が到着するまでに約1時間かかりそうだと伝えると「もうすぐにでも産まれそうな気配なので間に合わないかもしれませんね」と言われました。

interviewer:お母様が到着すれば、ご主人の立ち会い出産が叶うのに!というもどかしいところですね。

yukiii0214さん:そうなんです。それから「そんなに時間がかからずもう産まれると思いますよ。自然分娩にしますか?無痛分娩費用もかかりますしご検討されますか?」と確認されたのですが「いえ、すぐに麻酔を入れてください」と迷いなく答えました(笑)。

interviewer:yukiii0214さんの決意は揺らぐことはなかったのですね。

yukiii0214さん:はい。「麻酔が効きづらい体質なのでたっぷり入れてください」とも伝えました。

interviewer:たっぷりですか!(笑)。なぜ麻酔が効きづらい体質だと知っていたんですか?

yukiii0214さん:歯医者さんで麻酔を使用してもらう際、いつもあまり効かないんですよ。

interviewer:なるほど。

yukiii0214さん:だから一応伝えておくと良いと思って。「しっかり麻酔をかけてください」とお願いしました。友人の体験談では、麻酔を打つ際は痛かったり気持ち悪い感覚があったと聞いていたんですが、私は全く痛くなかったです。チクリとしたかな?ぐらいですね。全然平気でした。

interviewer:麻酔薬との相性がとても良かったのかもしれませんね。

yukiii0214さん:そうかもしれません。麻酔を背中から入れて、先生に「10分〜15分くらいしたら麻酔が効いてくると思います」と言われたのですが、言われた通りに麻酔が効いてきて完全に無痛になりました。

interviewer:ついに無痛になったんですね。

yukiii0214さん:ボタンみたいな物を渡されて「麻酔が足りないと思ったら、これを押してください」と言われました。そこからはもう「無双モード」ですね(笑)。全く痛くなくて余裕ができて、母親と落ち着いてLINEすることができました。

interviewer:痛みに耐えながらのLINEとは大違いですね!

yukiii0214さん:はい、もう余裕で(笑)。夫にも、産後の引き継ぎ事項をLINEしました。

interviewer:すごい!しっかり事務作業までしていますね(笑)。

yukiii0214さん:そうこうしながらも、母親が到着するまでは産まれてこないようにと思って、足を閉じて、手以外は全く動かさないようにしてじっとして待機していました。母親が間に合って、上の子を見ていた夫が分娩室に来て「よかった、もうこれでようやく何も心配がなくなった」とホッとしました。

interviewer:念願の立ち会い出産が叶ったんですね!

yukiii0214さん:そうなんです。結局その後すぐには産まれなくて、もう少し時間がかかったんですけどね。

interviewer:何があったのですか?

yukiii0214さん:赤ちゃんが途中で引っかかってしまったみたいで思ったよりも時間がかかりました。30分くらい軽くイキんだ後に、さらに30分本気でイキみました。その時は痛みもありました。

interviewer:イキむ最中は痛みを感じたんですね。どのような痛みでしたか?

yukiii0214さん:なんと表現すればいいのか難しいのですが、陣痛の痛みとは違う痛みでした。助産師さんが3人がかりで補助してくれたんですが、2人がお股の方にいて、1人が私の横に立って乗っかるような形でお腹を思いっきり押していたので結構な圧力がかかっていたと思います。

interviewer:それだけの圧力がかかると、流石に痛みを感じてもおかしくないですね。

yukiii0214さんイキんでいない時は、全然痛くないんですよ。だから陣痛が遠のいた時に「助産師さん、すごい力ですね!」みたいな雑談をする余裕があったくらいです(笑)。

interviewer:陣痛の合間にはそんな余裕があったんですね(笑)。

yukiii0214さん:陣痛の波に合わせて呼吸の指示もされるんですが、力いっぱい押されてる状態なので、普通に息をするのも苦しかったですね。子宮収縮の痛みは感じませんでしたが、お股がメリメリってなるような痛みがありました。

interviewer:お股側の痛みを感じたんですね。

yukiii0214さん:助産師さんが会陰が裂けないように手を添えて介助してくれていたんですが、その痛みも感じました。

interviewer:なるほど。

yukiii0214さん:全力でイキんだことと、お腹を押される痛みもあって疲れはありましたね。でも、最終的に私としてはそのぐらい痛みがあったことで、程よい達成感を味わえたのでよかったと思っています(笑)。

interviewer:まさかの、痛みがあってよかったと(笑)。

yukiii0214さん:程よく「産んだ」という充実感があったのが良かったと思いました。最初は無痛分娩の立ち会い出産というのがあまりイメージできなかったんです。麻酔で痛みはないはずなので、側で「頑張って」と言われるのも変な感じかなと思ったりして。そういう意味でも程よく痛みがあったことで、夫の励ましが力になって(笑)。いい思い出ができたと思います。

interviewer:よかったですね、実際にやってみたからこそ分かることですね。

yukiii0214さん:そうですね。

interviewer:赤ちゃんが産まれてくる感覚はありましたか?

yukiii0214さん:ありました。

interviewer:どんな感じでしたか?

yukiii0214さん:お股から出てくる感じです(笑)。ドゥルンといういう感じもありましたね。

interviewer:それはしっかりと分かったんですね。

yukiii0214さん:無痛分娩に対する疑問で「麻酔が効いていてもイキめるの?」というのがよくあると思うんですが、私の場合は問題なくイキめました。

interviewer:イキむ時に「どこに力を入れていいか分からない」というお話も聞きますが、そんなことはなかったですか?

yukiii0214さん:そうですね、程よく感覚が残っていたので大丈夫でした。

interviewer:お産にはどれくらい時間がかかりましたか?

yukiii0214さん11時に病院に到着して、3時間ぐらいで産まれました。

interviewer:3時間!早いですね。

yukiii0214さん:そうそう、すごく早かったですね。

interviewer:麻酔が切れてから痛みはありましたか?

yukiii0214さん痛みがある場合もあると聞いていたので覚悟していたのですが、なかったですね。

interviewer:分娩が終わってからの流れはどんな感じでしたか?

yukiii0214さん:分娩室で1時間半くらい、夫と赤ちゃんと一緒にゆっくりして、上の子がお昼寝から目が覚めるタイミングだったので夫は上の子どものところに戻りました。

yukiii0214さん:分娩台にいる間に病院のおやつの時間がきたのでそれを頂いて、お部屋に移動してからコソコソと母親の差し入れてくれたお菓子を食べました(笑)。サンドイッチなどの軽食も一緒に入れてくれていて本当に助かりました。そんな感じで、産後は精神的にも身体的にも余裕がありましたね。

interviewer:赤ちゃんも一緒に病室に移動されたんですか?

yukiii0214さん:母子完全別室の病院でしたので別々でした。

interviewer:そうなんですね。病院選びの際には母子別室も重要視していたのですか?

yukiii0214さん:はい、そうですね。やっぱり病院にいる間くらいはゆっくり休みたいと思ったので。

interviewer:2人目ですと尚更ですよね。

yukiii0214さん:そうなんですよね。2人目は入院中しかゆっくり休めないと思って、母子完全別室を選択しました。夜間授乳も、希望すればミルクをあげてくれるのでゆっくり寝ることができます。

interviewer:休むことに全集中できる環境だったんですね。

yukiii0214さん:はい。

interviewer:無痛分娩をしてから退院までは何日でしたか?

yukiii0214さん:5日でした。経産婦は希望すれば1日早く退院できるとのことでしたが、私は1日でも長く病院にいたかったので通常の入院日数にしてもらいました。

interviewer:「メディカルパーク湘南」について、yukiii0214さんが良かったと思うポイントを教えてください。

yukiii0214さん:やはり1番は、24時間365日無痛分娩に対応しているという点ですね。

interviewer:その他には何かありますか?

yukiii0214さんご飯がすごく美味しかったです。入院中がちょうど七夕だったため「七夕膳」という特別メニューが出ました。食材が星形に型取られていて凝ったデコご飯という感じで特別感がありましたね。

interviewer:季節感を感じる配慮が嬉しいですね。

yukiii0214さん提供写真/七夕膳

yukiii0214さん:ご飯って入院中の唯一の楽しみだと思うんです。ご飯が美味しくて本当に良かったです。あとは、病院がすごく綺麗でした。最上階にカフェがあるんですよ。

interviewer:えぇ〜!産院内にカフェがあるんですか!

yukiii0214さん:そうなんです。入院中もそこに行くと気分転換になって助かりました。電話も外でできたので周りに気兼ねせずにすみましたし、テラスで外気を吸ったりもできて気持ちがよかったです。上の子どもを一緒に連れて通院する際もカフェでご飯を食べさせたり、そんなに広さはないですが少し遊ばせることができたりしてすごく助かりました。

yukiii0214さん提供写真/施設内のテラス

interviewer:施設面がとても充実していて羨ましいです。検診に上の子も連れて行くのは本当に大変ですものね。

yukiii0214さん:そうですね。

interviewer:産後の体力消耗はどんな感じでしたか?

yukiii0214さん:いい感じの疲労感がある程度でしたね。筋肉痛もなかったです。私はよく「富士登山より辛くないくらい」と表現しています(笑)。

interviewer:疲労困憊、という感じではなさそうですね。

yukiii0214さん:そうですね。痔にもならなかったし、会陰切開もせずにすみました。

interviewer:会陰切開があるとないとでは産後の回復速度が全然違いますよね。

yukiii0214さん:そうですよね。

interviewer:yukiii0214さんが感じた無痛分娩のメリット・デメリットを教えてください。

yukiii0214さん:私は特にデメリットは思い当たりませんね。メリットは、上のお子さんがいて、産後の回復期を長引かせたくない方にはいいかなと思います。

病院選びは事前の情報収集をしっかりと

yukiii0214さん提供写真

interviewer:「無痛分娩PRESS」の読者様に何かメッセージをいただけますでしょうか。

yukiii0214さん:そうですね。私は無痛分娩を本当にオススメしたいと思います。でも事前の情報収集はしっかりとすることを同時にオススメします。無痛分娩にもいろんなスタイルがあるので、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で自分の納得できる方法を選択すると良いと思います。

interviewer:貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

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