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2022.10.24
体験談

福岡県Fさん「無痛分娩をもっと当たり前に」/東野産婦人科

インターネットで無痛分娩の存在を知ったFさん。周りに無痛分娩体験者はゼロだったそうです。日本で無痛分娩がもっと普及すればとの想いから、ご自身の無痛分娩体験談をシェアしてくださいました。

【基本data】

■name/Fさん

■年齢/28 

■お住まいのエリア/福岡県福岡市

■家族構成/妻、夫、 子ども(2ヶ月)

■出産施設/東野産婦人科

■無痛分娩回数/1回

■出産費用総額/約75万円(出産基本費用:65万円 + 無痛分娩費用:10万円)-42万円(出産一時金)=33万円

■無痛分娩実施時期/2022年

取材時期:2022年8月

インターネットで無痛分娩体験談を見て自分も無痛分娩にすることにしました。

まるでホテルのような個室/Fさん提供写真

interviewer:この度はFさんより「無痛分娩PRESS」のInstagramからメッセージをいただき、インタビューをさせていただくこととなりました。ご協力いただきありがとうございます。「無痛分娩PRESS」を知ったきっかけは何でしたか?

Fさん:よろしくお願いいたします。「無痛分娩PRESS」はInstagramで知りました。

interviewer:「無痛分娩PRESS」を見つけていただきとても嬉しいです。

Fさん:私の無痛分娩の体験談が、誰かの参考になれば嬉しいなと思い応募させていただきました。

interviewer:ありがとうございます。お住まいはどちらですか?

Fさん:福岡県です。

interviewer:出産された病院を教えてください。

Fさん:「東野産婦人科」という、地元では有名な産院です。

interviewer:福岡県ですと「無痛分娩PRESS」では「井槌病院」でお産された方に過去にインタビューをさせていただいたことがあります。

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Fさん:「井槌病院」は昔からある産院で人気がありますね。実は私も最初は「井槌病院」を検討していたのですが、既に予約がいっぱいだったので諦めたんです。

interviewer:そうだったのですね。

Fさん:はい。

interviewer:無痛分娩を知ったきっかけを教えてください。

Fさん:妊娠してからインターネットでお産について調べている時に無痛分娩を知りました。無痛分娩をされた方の体験談を見たりしましたね。

interviewer:ご自身も無痛分娩をしようと決めた理由は何ですか?

Fさん:最初は「自然分娩でいけるだろう」と思っていました。でもインターネットで無痛分娩体験者の「無痛分娩費用を支払ってでも無痛分娩にする価値がある」という声を見て「出産ってそんなに痛いのか!」と思って、無痛分娩にしようと決めました。「産後の回復が早い」という体験談も後押しになりましたね。

interviewer:ちなみに、Fさんのお知り合いで無痛分娩経験者はいらっしゃいますか?

Fさん:いませんでした。周りに無痛分娩の経験者がいなかったので、逆に「どんなものなのか実際に体験してみたい」という気持ちもありました。

interviewer:逆に興味が沸いたということですね。Fさんが無痛分娩を選択すると聞いて旦那様はどのようなリアクションをされましたか?

Fさん:私のパートナーは韓国人なのですが、 韓国では無痛分娩が当たり前なので「全然いいんじゃない」という感じでした。

interviewer:無痛分娩が主流の国の方からすると、麻酔なしでお産することの方が珍しいという感じでしょうか?

Fさん:はい、そうですね。

interviewer:Fさんのご両親の反応はいかがでしたか?

Fさん:親世代はやはり無痛分娩にあまり馴染みがないみたいで「自然分娩の方が良い」という風潮を少し感じました。

interviewer:ご両親としては無痛分娩に対して抵抗があったのですね。

Fさん:そうみたいです。でも強く否定されることはありませんでした。

interviewer:ご友人の反応はどんな感じでしたか?

Fさん:自然分娩でお産をした友人は「自分の母も自然分娩だったので、私もいけると思って自然分娩で出産したけどあの痛みは我慢する必要ないよ。無痛分娩でいいと思う!」 と言ってくれました。

interviewer:無痛分娩についての情報はどのように得られましたか?

Fさん:Instagramや、インターネットで情報を得ました。あとはママリというママ向けの情報サイトで無痛分娩についての記事を見たりしましたね。

interviewer:そんな情報サイトがあるんですね。

Fさんママリでは口コミ機能があるんですが、その機能を活用して「無痛分娩にしようか悩んでいる」とお悩み相談をしたりしました。

interviewer:お悩み相談もできるんですね!

Fさん:そうなんです。

interviewer:どのような回答が来たのですか?

Fさん:「無痛分娩にしてすごくよかったですよ!」という感じの肯定的な回答ばかりでした。

interviewer:それは勇気づけられますね。

Fさん:はい。自然分娩と無痛分娩、どちらにしようか結構悩んでいたので質問して良かったです。

interviewer:産院選びについてですが、候補は「井槌病院」と「東野産婦人科」以外にもありましたか?

Fさん:いえ。私は福岡市内に住んでいるのですが、まだまだ無痛分娩をできるところが少なくて、自宅からの通院時間を考えると選択肢はその2つだけでした。

interviewer:Fさんがお産をされた「東野産婦人科」では麻酔を打つタイミングはいつでしたか?

Fさん:「東野産婦人科」では希望のタイミングでいつでもOKとのことでした。時間も昼夜問わずいつでも対応可能で、オンコールで先生が来てくれるという体制です。24時間対応可能ということですね。

interviewer:医師の数も体制もしっかりと整っているということですね。

Fさん:そうだと思います。ちなみに「東野産婦人科」では専門のトレーニングを受けた産婦人科医が麻酔を打つスタイルでした。

interviewer:そうなんですね。無痛分娩の麻酔って、麻酔科の医師が麻酔を行うパターンと、専門のトレーニングを受けて技術を習得した産婦人科医が行うパターンがあるのですが、後者だったということですね。

Fさん:はい。そうでした。

interviewer:「東野産婦人科」のホームページを拝見したのですが、掲載されている病室のお写真が高級ホテルの一室の様ですね!

Fさん:そうなんです。本当に高級ホテルの様で食事もとても美味しかったです。

料亭やレストランのような食事の数々/Fさん提供写真

interviewer:出産費用はおいくらでしたか?

Fさん基本分娩費用が65万円、無痛分娩費用が10万円でトータル約75万円でした。福岡県の産院の中では一番高いのではないかと思います。

interviewer:病室のお写真を見ると、都内の病院で同等のお部屋でしたらおそらく100万はかかると思います。リゾートホテルのようですね。普通に宿泊してみたいです!(笑)。

Fさん:すごいですよね。高級ホテル並みにいろんなサービスも充実していました。

interviewer:分娩費用について県内で一番高い費用の産院ということですが、選択する際に躊躇はありませんでしたか?

Fさん:そうですね。他と比べると費用は高いですが、無痛分娩ができることに加えて綺麗で食事が美味しいというのが魅力的だったので躊躇はありませんでした。

interviewer:産院を選ぶ際に「綺麗」「食事が美味しい」というポイントはやはり重要視される方が多いですね。費用に関してご主人の反応はいかがでしたか?

Fさん:反対はありませんでしたが「もう少し安い産院でもいいんじゃない?」と1回だけ言われて、一応費用が安い産院も探したのですが自宅から少し遠かったんです。周りの出産経験者に相談したら「産院はやっぱり家から近い方がいいよ」とアドバイスをもらったのでそちらは選択しませんでした。

interviewer:どれくらい離れていたのですか?

Fさん:福岡市の端の方の産院で、自宅から車で1時間ぐらいです。

interviewer:それだと毎回検診に通うことを考えると大変そうですね。

Fさん:そうなんです。最終的に費用に関しては「私はその価値があると思う」と伝えて夫も快く納得してくれました。

interviewer:実際に無痛分娩するにあたって不安なことや疑問に思ったことはありましたか?

Fさん:「麻酔が効かなかったらどうしよう」という不安はありましたね。あとはInstagramで、麻酔の副作用で高熱が出てそのまま緊急帝王切開になったという事例を見て「万が一その人みたいになったらどうしよう?」という不安もありました。

interviewer:副作用等について事前に病院に質問や相談をしたりしましたか?

Fさん麻酔を使用するにあたっての同意書に副作用について細かく記載されていて、それを読んで納得したので質問は特にしませんでした。

interviewer:ちなみに当時はコロナ禍だったと思うのですが、立ち会い出産はされましたか?

Fさん:残念ながらコロナで立ち合い出産はできなかったんです。今は再開しているみたいですね。

interviewer:それは残念でしたね。

Fさん:はい。ただ「オンライン立ち会い」というのがあって、LINEのビデオ通話を使って看護師さんが夫とつないでくれました。

interviewer:旦那さんはオンラインで立ち会われたのですね。

Fさん:はい、そうなんです。

「こんなに痛くないの?!」麻酔の効果を実感しました。

オンライン立ち会い時の写真/Fさん提供写真

interviewer:出産当日のお話を聞かせてください。「東野産婦人科」では24時間無痛分娩に対応しているとのことでしたが、自然に陣痛を待ってからの無痛分娩でしたか?

Fさん:はい、そうです。私の場合は破水から始まりました。

interviewer:破水からだったのですね!何時ぐらいに破水されましたか?

Fさん:夜中の3時ぐらいです。破水した後もしばらく自宅でそのまま様子を見ていたのですが、5時ぐらいにどうしても痛みで寝れなくなってきたので病院に電話をしたら「今から来てください」と言われて病院に向かいました。病院に到着して内診をしたら子宮口は1cmでした。

interviewer:破水して陣痛が少しづつ始まったのですね。

Fさん:朝ご飯を食べた後に先生が来て、陣痛促進剤を使用するか聞かれました。私はなるべく陣痛促進剤を使いたくなかったので「このままもう少し自然にお産が進むのを待ちたいです」と希望しました。

interviewer:なるほど。

Fさん病院に到着した時点で希望すれば麻酔を入れることもできたのですが、陣痛も少し体験したいという気持ちもあったので麻酔も最初からは入れませんでした。

interviewer:これまでのインタビューでも陣痛の痛みを少しだけでも体験してみたいという方はけっこう多かったです。

Fさん:お昼ぐらいに子宮口の開きが約4cmになったのですが「あぁ、これくらいの痛みならまだ我慢できるな」と思いました。

interviewer:まだ耐えられる陣痛だったので、麻酔を入れるのはもう少し待とうかなという感じだったのですね。

Fさん:はい。麻酔を入れるとなると、体にいろんな測定の装置をつけないといけないのでベッドから身動きが取れなくなるんですよね。私はお産が進むようにストレッチしたり病室の中を歩いたりしていたので、動けなくなるのはちょっと辛いなと思って。まだ痛みに耐えられそうだったので様子を見ていました。

interviewer:麻酔を入れ始めると身動きが取れなくなってしまうんですね。痛みはなくなるかもしれないけど、身動きがとれなくなるのもストレスですもんね。

Fさんその後、入浴を勧められてお風呂に入ったのですが、ジャグジー風呂でとても快適でした!お風呂から出て、お昼ご飯を食べ終わったあたりから陣痛が本格的になってきました。

interviewer:お風呂に入ってご飯を食べたことで、いい刺激になったのかもしれませんね。

Fさん:そうですね。段々と痛みに耐えられなくなってきて「ちょっとそろそろ無理かもしれません」と助産師さんに言ったら「じゃあ麻酔入れましょうね」と言ってくれて、バタバタと看護師さんが4人ぐらい来てくれて、あっという間に麻酔の準備が整えられました。血圧、母体の心拍、赤ちゃんの心拍を測る機械等が繋がれてベッドの右も左も機械だらけになりました(笑)。

interviewer:いよいよ麻酔投入ですね!

Fさん:先生が来てくれて、麻酔を入れるために背骨付近にカテーテルと呼ばれる細くて柔らかいチューブを入れてくれました。「海老の姿勢で頑張りましょうね〜」と言われて背中を丸めます。カテーテルは注射針より太いので痛そうだなと構えていたのですが、全く痛くなくてびっくりしました。「え!もう終わったんですか?」と聞いてしまいました(笑)。

interviewer:注射の痛みゼロだったのですね。

Fさんはい。チクっとする感覚もなく、全く痛くなかったんですよね。普通の注射の方が痛いと思いました。

interviewer:インタビューさせていただいた方の中には、麻酔が体内に入っていく感覚が分かったという方もいらっしゃるんですがFさんはいかがでしたか?

Fさん:麻酔が体内に入っていく感覚は分かりました。少し冷たい感じです。

interviewer:やっぱり!冷たい感覚というのは皆さん共通なんですね。

Fさん:15分ぐらい経ってだんだん麻酔が効いてきました。その時はもう「麻酔は神様〜!」と思いましたね(笑)。「めちゃくちゃ楽やん!」という感じで。それまでは痛みで携帯も触れなかったのですが、麻酔が効いてからは普通に携帯を触ることができました。

interviewer:麻酔を入れたのは何時ぐらいですか?

Fさん:18時ぐらいです。

interviewer:麻酔が効いてきた後はどうなったのでしょうか?

Fさん:麻酔を入れた時もまだ子宮口は約4cmだったので、助産師さんから一度寝るように勧められました。寝ることでお産が進むそうです。20時くらいから助産師さんに手伝っていただいて歯磨きをしたりお手洗いに行ったりして寝る準備をして、21時に就寝して夜中の1時ぐらいまで寝ました。

interviewer:普通に寝れるくらい余裕があったのですね。

Fさん:はい。目覚めたら子宮口は約8cmになっていました。

interviewer:夜中の1時に起きたとのことですが、ご自身で目覚めたのでしょうか?

Fさん:様子を見にきた助産師さんが「もうそろそろいい感じですよ」と起こしてくれました。その後2時くらいにまた助産師さんが様子を見にきてくれた際に「 赤ちゃんの心拍が下がっているから、もしかしたら帝王切開になるかもしれない」と言われてとても心配になったんです。

interviewer:それはいきなりの展開ですね。

Fさん:「ここまで頑張ってきたのに、絶対に帝王切開は嫌だな。早く産まれますように!」と思っていたら3時には子宮口が全開になって帝王切開をせずに済んだんです。ホッとしましたね。助産師さんも「思ったよりお産の進みが早かったですね」と言っていました。

interviewer:よかったですね。

Fさん:ちなみに夜中の1時以降は1時間に1回しか麻酔を追加できなかったんです。ボタンを自分で押して麻酔を追加できるんですが、3時くらいに次の麻酔まで我慢できないくらい痛みがきて「まだ麻酔追加できませんか!?」という感じでした。無痛分娩ですが、その時は完全に痛みがなかったわけではなかったです。

interviewer:麻酔の効きが薄れると痛みが襲ってくる感じですね。

Fさん:はい。それで、子宮口が全開になった3時に「もう1時間以内には産まれますよ」ということで、4時には赤ちゃんが降りてきてるのが私も分かりました。助産師さんが「もう頭が挟まってるよ〜」などと様子を教えてくれました。麻酔はしっかり効いていて痛みは全くないんですが、なんとなく感覚はあるのでイキむことができました。5〜6回イキんだらドゥルンと赤ちゃんが出てきて「全然痛くないやん!」と驚きましたね。

interviewer:「まさか、ここまで痛みがないとは!」という感じでしょうか。

Fさん:そんな感じでした。無痛分娩の場合は吸引分娩のリスクが高くなるらしく、 私もお産の途中で「吸引分娩になるかもしれない」と言われたんです。でも赤ちゃんが順調に降りてきてくれてくれたことと、上手くイキむことができたみたいで吸引分娩にならずに済みました。

interviewer:吸引分娩にならなくて本当によかったですね。

Fさん:本当にそう思います。

interviewer:夜中〜朝方のお産だったとのことですが、ご主人はオンラインで立ち会いできましたか?

Fさん:赤ちゃんが産まれる30分ぐらい前に看護師さんが電話をしてくれてオンラインで立ち会うことができました。

interviewer:ご主人も今か今かと落ち着かなかったでしょうね。

Fさん:そうだったみたいです。寝ないで電話を待っていたそうです。

interviewer:赤ちゃんが産まれてからの流れはどのような感じでしたか?

Fさん:胎盤が出た後に、尿道カテーテルで尿を排出する処置がありました。麻酔が効いて下半身の感覚が鈍っているので、尿が溜まっていても気が付かずに膀胱炎になるリスクがあるとのことでした。

interviewer:麻酔が切れた後の痛みはどうでしたか?

Fさん麻酔が切れてからの方が辛かったですね。筋肉痛のような痛みを感じました。

interviewer:麻酔が切れるまではどれくらいの時間がかかりましたか?

Fさん:3時間ぐらいです。

interviewer:会陰切開はされましたか?

Fさん:会陰は1針縫うくらいで済んだのでその痛みはあまりありませんでした。

interviewer:麻酔が切れた後、痛み止めは飲みましたか?

Fさん:はい。痛くなる前に飲んでおきました。

interviewer:痛み止めを飲んでいても痛みはあったのですね。

Fさん:そうですね、完全に痛みは取れませんでした。お産の直後は分娩室で2時間ぐらい休んで朝ごはんを食べて、病室に戻りました。

interviewer:母子同室ですか?

Fさん基本的には母子同室ですが、お産の当日は「ゆっくり休んでください」とのことで別々でした。

interviewer:病室に戻ったのは朝の何時ぐらいでしたか?

Fさん:朝の8〜9時ぐらいです。

interviewer:病室に戻ってから、睡眠は取られましたか?

Fさん:はい。夜中のお産で寝れていなかったので睡眠を取りました。お昼まで寝て、その後から赤ちゃんのお世話の指導を受けました。

interviewer:お昼にはもう指導が始まるんですね!

Fさん:はい。

interviewer:産後は何日で退院されましたか?

Fさん:産後5日目で退院しました。

実際に体験してみたらとてもよかった!もっと無痛分娩を知ってほしい。

Fさん提供写真

interviewer:他に「東野産婦人科」の良かった点を教えてください。

Fさん助産師さんもドクターも厳しくて怖い感じの人はいませんでしたね。「こうしなさい」という感じはなく、患者さんの意見を取り入れてくれる産院だと思います。陣痛中はお茶を飲みたいとお願いしたら持ってきて下さったり、親身にサポートしていただいたことが印象に残っています。

interviewer:ご主人は入院中に赤ちゃんに面会できましたか?

Fさん:面会もコロナの関係でできなかったんです。それだけはちょっと悲しかったですね。

interviewer:退院して初めて赤ちゃんに会ったご主人はどんな反応でしたか?

Fさん:「ちっちゃい!写真や動画で見ていたのとは全然違うね!」と驚いていました。

interviewer:そうですよね、確かに写真や動画だと伝わりきらないですよね。お産にあたって「これは準備しておいたらよかった」というような物はありましたか?

Fさん:Youtubeを見て色々とお産グッズを揃えていたのですが、逆に準備しすぎて使わなかったものも結構ありました(笑)。

interviewer:お産の翌日以降の体のダメージはどんな感じでしたか?

Fさん股関節とお腹に痛みはありましたが、痛み止めは必要ない程度でした。スタスタ歩くこともできて「無痛分娩のおかげだな」と思いました。

interviewer:股関節やお腹の痛みはどれくらいで回復しましたか?

Fさん産後3〜4日目ぐらいで回復して、退院する頃には本当に元気だったので「やっぱり無痛分娩最高!」と思いました。

interviewer:仮にまたお産をするとしたら、次も無痛分娩を選びますか?それとも次は自然分娩を選びますか?

Fさん:そうですね。2人目はお産が進むのが早いと聞くので「自然分娩でもいいかな」と悩むところですが、おそらく最終的には無痛分娩を選ぶと思います。私は追加で10万円出してでも無痛分娩にする価値があると思うので。

interviewer:Fさんが思う無痛分娩のメリットを教えてください。

Fさん:そうですね。寝れるし、喋れるし、携帯も触れます(笑)。

interviewer:ちょっと極端な話ですが、例えばお産中にNetflixで映画を見ることもやろうと思えばできそうな感じですか?

Fさん:全然できると思います。

interviewer:逆にデメリットだと感じる部分はありますか?

Fさん麻酔を入れてからは、どうしてもベッドの上で機械に繋がれた状態で管理が必要になるため、お手洗いに行く際など何をするにも人の手を借りないといけないという点でしょうか。そういった不自由さはあると思います。でも麻酔を使うにあたって必要な処置なので、当たり前とも言えますね。思いつくのはそれくらいで他のデメリットはないと思います。なぜ無痛分娩がまだ日本にあんまり普及していないのか不思議だと感じています。

interviewer:日本でも確実に増えてはいますがまだまだこれからですね。

interviewer:ご友人には「無痛分娩どうだった?」と聞かれたりしましたか?

Fさん:聞かれました。「めちゃくちゃよかったよ!」と話しました。

interviewer:無痛分娩に興味がある人は増えていると思うのですが、まだ自分の周りに無痛分娩の経験者がいないという人はけっこう多いのではないかと思うんですよね、

Fさん:それはあると思います。

interviewer:最後に、これから無痛分娩をしようか迷っている方へのメッセージをお願いします。

Fさん:無痛分娩にしようか悩んでいる方がいるとしたら、私は「選択する価値がある」と伝えたいです。体力やメンタルの面でも無痛分娩を選択して本当によかったです。ママ自身のためにも赤ちゃんのためにも無痛分娩をおススメしたいですね。

interviewer:「赤ちゃんのため」というのはどういうことですか?

Fさん痛みで変にイキまずに済むので、母体が程よく脱力した状態になり赤ちゃんが降りてきやすいということもあるみたいです。

interviewer:なるほど。

Fさん自然分娩でお産された方には、まだちょっと「私は無痛分娩だよ」と言いづらい自分もいます。日本でももっと無痛分娩が当たり前になればいいなと思いますね。副作用やデメリット等について色々と言われることもあると思いますが、私のインタビュー記事が悩んでいる方にとって何かの参考になれば嬉しいです。

interviewer:Fさんのようにご自身の無痛分娩の体験談をシェアしていただける方々のおかげで「無痛分娩PRESS」には全国各地の無痛分娩体験談が充実してきています。身近に無痛分娩の体験者がいない方にはこうしたリアルな体験談が何よりほしい情報だと思います。今回は本当にありがとうございました。

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