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2024.03.31
体験談

東京都 小林さん 「推し活」のため無痛分娩で体力温存!/育良クリニック

産後と「推し」の男性アイドルの大切なイベントが重なってしまった小林さん。お産も「推し活」も両方諦めたくない!お産での体力消耗を最低限にして、少しでも産後の回復を早めたいという思いから「無痛分娩」を選択されました。果たして無事に「推し」のイベントに参加できたのでしょうか?そんな小林さんの体験談をお伺いしました。

【基本data】

■name/小林さん

■年齢/33

■お住まいのエリア/東京都目黒区

■家族構成/夫+妻+子ども(1人)

■出産施設/医療法人社団 晴晃会 育良クリニック

■無痛分娩回数/1回

■分娩費用/49万円(基本費用80万円 + 無痛分娩費用19万円 – 出産育児一時金50万円)

■無痛分娩実施時期/2023年4月

取材時期:2024年1月

毎年恒例の、譲れない「推し活」イベントがあるんです。

入院中の食事(お祝い膳)/小林さん提供写真

interviewer:小林さんは昨年の4月に、中目黒駅前の「育良クリニック」にて第1子を無通分娩でご出産されたんですね。病院のホームページを拝見したのですが、木の温もりを感じるロビーが印象的でした。

小林さん:そうですね。ロビーにある大きな木の幹は天井まで高さがありました。

interviewer:場所は中目黒駅の本当に目の前ですね。

小林さん:とてもアクセスが良くて、通いやすかったです。

interviewer:小林さんが「無痛分娩」を知ったきっかけを教えてください。

小林さん:妊娠する前から出産方法の1つとして知っていました。「自然分娩」「帝王切開」そして「無痛分娩」がある、という感じです。周りに無痛分娩経験者はいませんでした。

interviewer:「無痛分娩」も一般的なお産方法の1つとして捉えられていたのですね。

小林さん:はい、私の中ではそうでした。

interviewer:なぜ「無痛分娩」をしようと思ったのですか?

小林さん:「推し活」がありまして・・・(笑)

interviewer:「推し活」ですか!?

小林さん:どうしても行きたい「推し」の男性アイドルのイベントがあったんです。

interviewer:なるほど!

小林さん:毎年恒例のイベントで時期が決まっているのですが、それがちょうど産後の時期と重なってしまったんです。でも、どうしても行きたくて(笑)。ライブに行けるようにお産での身体への負担を少しでも減らしたいと思い「無痛分娩」を選択しました。

interviewer:ちなみに出産予定日はいつですか?

小林さん:出産予定日は4月10日で、映画のイベントが4月25日、ライブが5月5日でした。

interviewer:本当に産後間もない時期にしっかりと重なってしまっていますね。

小林さん:そうなんです。出産経験のある友人達には「行けないと思うよ」と言われていたのですが「もしかしたら、無痛分娩なら行けるかも」と思ったんです(笑)。結果的には、産後無事にイベントとライブに行くことができました。

interviewer:すごいですね!ライブ当日、体調は問題ありませんでしたか?

小林さん:体調は大丈夫でした。でも、やはりいつもと比べると座っている時間は長かったかなと思います。

interviewer:「理想の産後」が実現して、満足度はかなり高かったのではないでしょうか?

小林さん:すごく高かったです!毎年欠かさず行っていたイベントというのもあり、行けないのはちょっと悲しいと思っていたので「やった〜!良かった〜!」という感じでとても嬉しかったですね。

私の情報収集スタイル

中目黒の風景/小林さん提供写真

interviewer:「無痛分娩」に関する情報はどのように調べましたか?

小林さん:まずは費用が一番気になったので病院に確認しました。あとは「無痛分娩」の体験談をX(旧Ttwitter)やYoutubeで見ました。

interviewer:「無痛分娩」に対して不安はありませんでしたか?

小林さん:私は特にありませんでした。実際どのように麻酔を打つのかなど、分からないことはありましたが他の方の体験談を通して予備知識をつけていたこともあり、不安に思うことはありませんでしたね。

interviewer:「育良クリニック」での無痛分娩は「計画無痛分娩」ですか?

小林さん:「計画無痛分娩」ではなく自然に陣痛が来てから麻酔を打ちました。ちなみに「育良クリニック」では基本的には「自然分娩」をオススメしていますが「無痛分娩」を否定する雰囲気は全くありませんでした。

interviewer:小林さんは「無痛分娩」にこだわりはなかったのですか?

小林さん:「無痛分娩」にしたいという強い希望はありませんでした。むしろ「少し陣痛を味わってみたいな」と思っていたので、自然に陣痛が来てからの「無痛分娩」で良かったと思っています。

interviewer:小林さんは陣痛に対する恐れはありませんでしたか?

小林さん:「なかった」と言ったら嘘になりますが、それよりも「陣痛の痛みも少しだけ味わってみておきたい」という気持ちの方が大きかったですね。当初はすぐに麻酔を入れてもらう予定でしたが、後期の妊婦健診の際に「耐えられるところまで、頑張ってみたいです」と変更をお願いしました。先生はこちらの意志を尊重してくださり、すんなり変更を聞き入れてくださいました。

interviewer:途中で方針を変更されてたのですね。

小林さん:まずは自然に身を任せて陣痛を味わいつつ、耐えられなかったら麻酔を打ってもらうということでお願いしました。

interviewer:自然に陣痛が来るのを待ったということですが「推し活」のためには1日でも早く産まれてきてほしいという心境だったのではないでしょうか。

小林さん:そうなんです(笑)。病院で「バースプラン」を先生に伝える際に「できるだけ早く、できるだけ下から産みたいです」というお願いをしたところ「それはどういうことですか?3月中に産みたいということですか?」と聞かれました。

interviewer:「3月生まれと4月生まれでは学年が変わるから」という、よくある理由だと思われたのですね。

小林さん:「できるだけ早く産んで、できるだけ早く体力を回復して、どうしても行きたい予定がありまして・・・」という本当の気持ちは心に留めて(笑)。「赤ちゃんが大きくなりすぎて帝王切開になるのを避けたくて」と建前の理由を伝えました。

interviewer:「推し活事情」は秘密にしておいたのですね(笑)。

小林さん:はい(笑)。Youtubeで早く産むための方法を一生懸命調べていましたね(笑)。たくさん歩いたり運動をすると良いと言っていたので実践しました!

interviewer:その甲斐あって、無事にイベントに参加できて良かったですね。病院はどのような基準で選びましたか?

小林さん:一番は「通院のしやすさ」です。万が一何かがあった時に、すぐに行ける距離の病院が良いと思いました。あとはできれば「無痛分娩」があるところですね。

interviewer:なるほど。ちなみにご自宅から病院まではどのくらいの距離ですか?

小林さん:電車で1駅、車で20分くらいです。

interviewer:「育良クリニック」は無痛分娩の受け入れは24時間対応でしょうか?

小林さん:そうでした。

interviewer:無痛分娩費用については高いと感じますか?

小林さん:ちょうど出産のタイミングで出産一時金が42万円から50万円に引き上げられたんです。最初は無痛分娩費用については「えっ20万円くらいするの!?」と思ったのですが、出産一時金の増額があり「そんなに高くないよね」ということで落ち着きました。

interviewer:パートナーやご両親は「無痛分娩」に対してどのような反応をされましたか?

小林さん:夫は「無痛分娩」に大賛成でした。「そんなに痛い思いをしなくてもいいよ」と言ってくれて「たとえ費用が少し高くなっても、無痛分娩がいいんじゃない」と最終的に後押しをしてくれたのは夫です。

interviewer:小林さんは「無痛分娩」をすることに迷いがあったのですか?

小林さん:実は「陣痛の痛みを知らずに人生を終えるというのもどうだろうか・・・」という思いがあり、少し迷っていました。 実際に約5時間、陣痛を味わってみたのですが、私としてはそれで十分!心残りはありません(笑)。「無痛分娩」を後押ししてくれた夫に感謝しています。

麻酔なしで陣痛を味わってみた結果・・・。

小林さん提供写真

interviewer:ここからはお産当日のお話を詳しく伺っていきたいと思います。陣痛はいつきましたか?

小林さん:午前中に「おしるし」があり、その日の18時ぐらいから陣痛が始まりました。病院に電話をしたところ「まだ少しかかると思うので、シャワーを浴びたり、ご飯を食べたりして大丈夫ですよ」との指示があったのでそうしました。その後、陣痛の間隔が10分になったので再度電話をして、22時頃に病院に向かいました。

interviewer:分娩はトータルで何時間かかりましたか?

小林さん:陣痛が来てから16時間です。

interviewer:病院についてからの流れを教えてください。

小林さん:「味わってみたい」と思っていた陣痛がついにきたわけですが、実際に体感してみると想像していたよりもはるかに痛すぎて(笑)。「耐えられるまで頑張りたい」と言っていたのに病院に到着して割とすぐに「もう打ってください」と麻酔をお願いしました。

interviewer:実際の陣痛の痛みは想像を超えていたのですね。

小林さん:先生も「えっ、本当にもう打ってもいいんですか?」という感じでした(笑)。

interviewer:病院に到着するまでの5時間くらいはご自宅で陣痛をしっかりと味わう時間がありましたもんね。麻酔を打ってからはどのような感じでしたか?

小林さん:もう全然違います!陣痛の波は変わらず感じるんですが「痛い」という感覚は全くありませんでした。

interviewer:陣痛の感覚はありながらも痛みは取り除かれて、麻酔の効き具合がちょうど良い感じだったのですね。

小林さん:痛みはありませんが「出そう」という感覚がありました。下痢に近い感覚です(笑)

interviewer:赤ちゃんが生まれてくる時の感覚はありましたか?

小林さん:ありました!

interviewer:どのような感じでしたか?

小林さん:「スッキリ!」と言うと少しおかしいかもしれませんが(笑)。なかなか赤ちゃんが出てこなくて、先生がお腹の上に乗って押してくれて無事に出てきたんです。「やっと出た!」という感じでしたね。

interviewer:その時も痛くなかったですか?

小林さん:痛くなかったです。

interviewer:気にされていた「麻酔が切れてからの痛み」はどうでしたか?

小林さん:会陰切開をしたので、その傷口の痛みはありました。縫合してもらう時にはまだ麻酔が効いているので痛みはないのですが、チクチク縫う感覚は分かるのでそれが少し気持ち悪かったです。あとは後陣痛の痛みがありました。重い生理痛くらいの痛みです。

小林さん提供写真

interviewer:後陣痛の痛みは何日ぐらい続きましたか?

小林さん:2日ぐらいです。

interviewer:痛み止めは飲みましたか?

小林さん:ロキソニンを処方していただき、飲みました。お薬を飲むと少し楽になりましたね。

interviewer:「無痛分娩」が終わってからの流れを教えてください。

小林さん:臍の緒を切った後、胎盤が出てくるのを待ちました。赤ちゃんは身体を拭いたり、身体測定をしたり、お鼻の中を吸引してもらった後で、看護師さんが私の横に連れてきてくれました。

interviewer:その後はどうされましたか?

小林さん:産まれたばかりの赤ちゃんを夫に抱っこしてもらって、実家にテレビ電話をしました。分娩室で1時間くらい休んで、その後個室の病室に移動しました。お昼頃です。

interviewer:テレビ電話をする元気もあったのですね。

小林さん:そうですね。病室に戻ってからおトイレにもすぐに行けましたし、元気だったと思います。

interviewer:ちなみにご主人は立ち会われましたか?

小林さん:夫も立ち会いました。コロナ中だったので2週間分の体温を記録した紙を提出しないといけなかったのですが、それを自宅に忘れてしまって一旦帰宅するという出来事があったのですが、無事に立ち会うことができました。

interviewer:それは大変でしたね。病院が近くて良かったです!

小林さん:本当に近くて良かったです。

interviewer:何日間入院されましたか?

小林さん:5泊です。

interviewer:「育良クリニック」の良かったと思うポイントを教えてください。

小林さん:病室タイプで洋室を希望していたのですが、混んでいて和室になってしまうという点だけすごく残念でした。それ以外は本当にご飯も美味しくて、 助産師さんも頻繁に気にかけてくださってとても良かったです。

interviewer:「無通分娩」に関しても満足いくものでしたか?

小林さん:もちろんです。大満足で、児童館で出会う「育良クリニック」でお産を予定されているママさんにもオススメしています。

interviewer:オススメされる際はどのようなお話をされるのですか?

小林さん:麻酔を入れるタイミングも自分で決められたことや、 産後の身体の楽さなど自分が経験したことをお話しています。

産後の元気さに夫は驚いていました。

小林さん提供写真

interviewer:産後の疲れや体力消耗はいかがでしたか?

小林さん:意外と動けました!ただ、尿漏れが・・・(笑)。

interviewer:「産後あるある」ですね。

小林さん:退院当日に両家を招いて食事会をしたのですが、お皿など何がどこにあるかは私と夫しか分からないので動いていましたね。普通に動ける私をみて、夫は「本当にびっくりした」と今でもよく言います。

interviewer:元気な様子が伝わります。

小林さん:私は産後の体調も良好で回復も早かったとは思いますが、やはり慣れない育児と家事の両立は結構大変でした。両家の母に手伝ってもらえたのでとても助かりましたね。周囲の協力があっての回復の早さでもあったかなと思います。

interviewer:お母様方の助けがあって良かったですね。

小林さん:おかげさまで育児に集中することができました。

interviewer:「尿もれ」以外に産後はどのような不調を感じましたか?

小林さん:悪露が出ている間は、下腹部の痛みがありました。生理痛がずっと続いているような感じですね。あとは会陰切開を縫ったところの違和感はしばらくありました。

interviewer:産後、体力が通常に戻ったと感じるまでにどれくらいかかりましたか?

小林さん:2ヶ月ぐらいでしょうか。

interviewer:「無痛分娩」をやってみて、良かったと思いますか?やらなくてもよかったと思いますか?

小林さん:やって本当に良かったです!

interviewer:小林さんが感じた「無痛分娩」のメリットを教えてください。

小林さん:「自分で産んだ」と実感できるお産になりました。痛みで取り乱して「もうイヤだ!」というようなお産にならずに済んで良かったなと思います。「産んだ」という感覚を味わうことができたのがすごく良かったですね。

interviewer:希望通り「陣痛」も味わい、その後は穏やかな気持ちで「お産」も味わうこともできたのですね。

小林さん:はい。でもやはり私にとっての一番のメリットは「予定通り推しのイベントに行けた」ことでしょうか(笑)。とても満足度の高い産後となりました。

interviewer:思い描いた通りの産後を無事に実現されたのですね。

小林さん:ありがたいことに、そうなりましたね。

interviewer:最後に「無痛分娩PRESS」の読者のみなさまにメッセージをお願いできますでしょうか。

小林さん:望んで授かった赤ちゃんですが、私は自分の楽しみも譲れませんでした(笑)。私と同じようにそういった「楽しみ」を持っている方にとっては「無痛分娩」でのお産はとても良いのではないかなと思います。

interviewer:小林さんならではの素敵なメッセージ、ありがとうございます!

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