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2022.04.27
体験談

東京在住、里帰りでもなく埼玉県で出産。Tさんの無痛分娩/恵愛病院

子どもの頃から、お産に対して「痛い・怖い」というイメージがあったというTさん。身近な人の出産を通して無痛分娩という選択肢を知ったとのこと。無痛分娩でのお産を実現させるため、こだわりの条件でしっかりと病院を選んでお産に備えられたそうです。

【基本data】

■name/Tさん

■年齢/33

■お住まいのエリア/東京都

■家族構成/夫+妻+ 子ども(3名)

■出産施設/医療法人 恵愛会 恵愛病院

■無痛分娩回数/1回

■無痛分娩費用/約73万円(出産基本費用63万円+無痛分娩費用10万円)-42万円(出産一時金)=約31万円

■無痛分娩実施時期/2021年

取材時期:2022年4月

無痛分娩を知ったきっかけは身近な人の体験談

ご自宅周辺エリアの風景/Tさん提供写真

interviewer:無痛分娩を知ったきっかけを教えてください。 

Tさん:私が20代の時、職場で育児休暇に入る女性がいたんですね。その育児休暇の話をきっかけに、すでにお子さんがいらっしゃる女性のお産の思い出話を聞く機会があったんです。その方はお子さんが2人いらっしゃったんですが、1人目が難産だったそうで。1人目の時には無痛分娩を選択されたとのことでした。その方の感想が「無痛分娩だったら何人でも産める!」みたいな感じで(笑)その時に無痛分娩について「なんかいいな」という印象を持ちました。

interviewer: 同じ職場の女性の出産体験談がきっかけで、無痛分娩という選択肢を知ったんですね。

Tさん:そうなんです。私は中学生ぐらいから、出産に対して「痛い・怖い」というイメージがあって。「痛い思いをするくらいなら産みたくないなぁ」という風に思っていました。ですが、職場の女性の無痛分娩の体験談を聞いて「無痛分娩という方法があるなら、絶対そっちの方が良い!」と思ったんです。でもその時はまだ自分が妊娠・出産するイメージができなかったので、どこかまだ他人事という感じでした。

interviewer:なるほど。その後、ご自身が実際に妊娠された際に無痛分娩にしようと決断した経緯を教えてください。

Tさん:私よりも2年早く出産した友人が無痛分娩での出産を検討していたんですね。でも母親に反対され最終的には普通分娩を選択したという話を聞きました。親御さんが無痛分娩に反対した理由は、医療事故のニュースを見て無痛分娩に対して不安があったみたいで。この時初めて、無痛分娩のデメリットとして「医療事故」ということがあると知り、少し不安に思いました。その後、私より1年早く姉が無痛分娩で出産したのですが、医療事故のことが頭をよぎって「大丈夫かな?」と心配の気持ちがあったのを覚えています。ですが無事に出産し、本人からも「本当に全然痛くなかったよ」という話しを聞いて「やっぱり自分もお産をするなら無痛分娩にしよう」と思いました。医療事故というリスクに対する不安が完全に払拭されたわけではありませんでしたが、痛みに対する恐怖の方が強かったというのもあります。

interviewer:身近な存在のお姉様が先に無痛分娩を体験されていたんですね。

Tさん:そうですね。それから実際に自分が妊娠してお産方法を決める際に、最終的に背中を押してくれたのは夫でした。夫は無痛分娩に対して全然抵抗がなかったんです。夫に無痛分娩について相談をしたら「産むのは君だから、一番負担がない方法を選んだ方がいいと思う」と。無痛分娩に対する否定は一切ありませんでした。医療事故のリスクに対して不安があるということを伝えた際も「技術も発達しているから心配しすぎず、本当に自分がやりたい方を選んだ方がいいと思う」という感じで後押しをしてくれて。そんな感じですごく協力的だったのが大きかったですね。

interviewer: ご主人の言葉が後押しになったんですね。ご主人がむしろ無痛分娩に積極的だったのは何故だったのでしょうか?

Tさん:実は不妊治療でクリニックに通ったりと、子供を授かるまでの道のりが長かったこともあって。夫も子供を授かったことをすごく喜んでくれていたんです。それに加えて「産むのは自分ではないから」という気持ちがあったみたいで、私がずっと「痛いのは嫌だ」と言っていたことについても共感してくれて。出産方法については夫自身も色々と調べたり考えたりしてくれました。

interviewer:そういった背景があったんですね。ご夫婦でしっかりとお話し合いをされた上で出産方法を検討されたのですね。

東京都在住なのに埼玉の病院を選んだ理由

恵愛病院でもらった資料/Tさん提供写真

interviewer:産院はどのような基準で選びましたか?

Tさん: まずは自宅から電車で通える圏内で、東京都内の無痛分娩をやっているクリニックを自分なりに探しました。 私はそういう調べ物はあまり得意でなくて「もうここでいいかな」という感じで夫に話しをしたら、「俺がまとめるよ」と言ってくれて(笑)

interviewer: それはとても助かりますね。ご主人は普段からそういう作業は得意なのですか?

Tさん:はい、仕事柄そういった作業は慣れているみたいです。今度はエリアを東京に限定せずに、「自宅から通える範囲内」「無痛分娩の実績が多い」「24間麻酔科医が常駐している」「医師の数が充実している」といった条件で探した結果、埼玉県にある「恵愛病院が」一番バランスが取れていていいんじゃないかという結果になりました。

interviewer: ご主人によって、徹底的にリサーチが実施されたんですね。

Tさん:集めた情報をGoogleマップにまとめてくれて、病院の場所にあるピンマークをクリックすると医師の数や病院のホームページ、無痛分娩対応の有無などが一目で見れるようになっていました。

interviewer:そんなことができるんですか!ご職業柄とおっしゃっていましたが、見事な仕事ぶりに感動です。リサーチの結果、ご夫婦一致で「恵愛病院」に決まったのですか?

Tさん:姉が無痛分娩で出産した病院が自宅から通える範囲だったので、当初は私もそちらにしようかなと考えていました。しかし、夫がしっかり調べた上で「恵愛病院」が良いのではということで、納得した上で「恵愛病院」に決めました。

interviewer:そうだったんですね。「恵愛病院」はいろんな条件のバランスがよかったとのことですが、決め手はどんなところでしたか?

Tさん:「24時間麻酔科医常駐」と「無痛分娩の実績積件数が多いこと」ですね。私は陣痛の痛みが怖かったので絶対に無痛分娩がよいと思っていて。お産のタイミングで麻酔科医が不在の場合は普通分娩になってしまうケースもあると知って、24時間麻酔科医が常駐していることを重要視しました。また、医療事故の可能性に対しても不安があったので、実績件数の多さも重視しました。やはり実績件数が多いほど無痛分娩に関するノウハウが豊富で、いろんなケースに対応できると考えたからです。

interviewer:無痛分娩ができる体制がしっかりと整っている病院を選んだんですね。

Tさん:そうです。ただ、病院を選んだ際には計画無痛分娩というものを知らなくて。後から「恵愛病院」は初産だと基本的には計画無痛分娩ができないと知りました。

interviewer:なぜ「恵愛病院」では初産だと計画無痛分娩ができないのですか?

Tさん: 初産での計画無痛分娩は、お産が長びくことが多いためとのことでした。切迫早産など医学的な理由がある場合、または予定日を過ぎても産まれない場合には計画無痛分娩ができるそうです。友人がお産をした病院では初産でも計画無痛分娩ができたと聞いて、計画無痛分娩についてしっかり確認した上で病院を選べばよかったとその時は少し後悔しました。

interviewer: 計画無痛分娩ができないと知りがっかりされたんですね。なぜ計画無痛分娩をしたいと思ったんですか?

Tさん:無痛分娩で出産した姉から「麻酔を入れる前に味わった陣痛が本当に痛かった」と聞いて「痛さのあまりパニックになって移動中に転んでしまったりしないかな」と不安になって。更に、YouTubeで陣痛がきてから入院するまでを撮影した動画を見たのですが、移動中に陣痛の間隔がどんどん短くなって痛さで悶えてる妊婦さんの様子を見て、陣痛がますます怖くなりました(笑)。他にも「万が一、出産が陣痛ではなく破水から始まった場合、ちゃんと自分でタクシー呼べるかな」と思ったり。計画無痛分娩ならそういう心配をしなくて済むのでいいなと思ったんです。

interviewer:計画無痛分娩であれば、陣痛に対して心の準備をしやすいというメリットがあるんですね。無痛分娩について、医療事故の他に不安なことはありましたか?

Tさん:「恵愛病院」で無痛分娩を予定している人向けの講座があったのですが、そこで先ほども少しお話ししたように「初産で無痛分娩をする場合はお産が長引くことがある」と聞いてその点は不安でしたね。

interviewer:初産の場合はなぜお産が長引く可能性があるのでしょうか?

Tさん:麻酔を入れることで陣痛が弱まって、お産の時間が長くかかってしまうケースがあるとのことでした。そうなった場合は様子を見て、麻酔量を調整して対処すると言っていました。お産が長時間に及ぶのは大変そうですし、万が一そうなった場合は何より子どもへの影響が心配でした。

interviewer:無痛分娩費用の10万円についてはどのように感じますか?

Tさん:私は安いと感じましたね。 

interviewer:無痛分娩に対して金額面のハードルはなかったということですね。

Tさん:我が家ではお産は人生でそう何度もあることではないだろうという考えもあり、高いとは思いませんでした。特に夫は「お産に対する出費については、必要であれば一番高いプランでも良い」という感じ。ただ、あくまで赤ちゃんが生まれてくることに直接関わる部分の出費についての値段はあまり気にしなかったということで、とにかく高くて一番豪華なお部屋を選ぶといったことではありません。

interviewer:無痛分娩については費用面がネックとなるケースが少なくないと思いますが、その点についてストレスを感じなかったというのは良いですね。ご主人の理解があったというのも素敵ですね。

Tさん:そうですね。そういう意味では、私たちも若くてまだ貯蓄が十分でない時だったら違っていたかもしれないなと思います。

破水後に強い痛みを味わうことに。

Tさん提供写真

interviewer:妊娠中はトラブルなく過ごせましたか?

Tさん: それが予定日の3ヶ月前に切迫早産で入院になってしまって。約7日間入院をして退院したのですが、その後も絶対安静で予定日までずっと横になっていました。

interviewer: それは大変でしたね!

Tさん:そうなんです。無事に生産期を迎えることができた時はもう本当に嬉しかったです。「もういつ生まれてきても大丈夫!」と喜びました。

interviewer: 本当に良かったですね。

Tさん:生産期に入って、運動するように言われたので歩いたりしたのですが、なかなか生まれる気配はなく。結局予定日を過ぎても生まれて来なくて、計画無痛分娩をすることになったんです。私は「やった〜!」とガッツボーズでした(笑)

interviewer: 初産では計画無痛分娩ができないと言われてがっかりしていたけど、予定日を過ぎたことで望み通りに計画無痛分娩ができることになったんですね!

Tさん:そうです。私は初めてやることに対して結構緊張するタイプで、事前準備をしっかりしたいというのがあって。いつ来るかわからない陣痛が不安だったので、本当に「願っても無い!」という感じでした。

interviewer: 計画無痛分娩にできたことでその不安が解消されたということですね。では、分娩当日のお話を聞かせてください。

Tさん: 分娩の前日に入院をしてバルーンを入れました。翌日になってもまだ陣痛が来ないので、血行をよくするために足湯をしたりして、徐々に陣痛が始まりました。助産師さんが「今お腹が張っているよ」と教えてくれるのですが、自分ではあまり張っている感覚が分からず。

interviewer:その時点では明確に陣痛だと分かるような痛みではなかったんですね。

Tさん: はい。子宮口は5cmくらい開いていましたが、痛みは感じませんでした。そこからお産を促進するため、人工的に破水させることになって。破水してすぐその時までとは全く違う強い痛みが来ました。子宮口も一気に9cmまで開いてお産が進み、赤ちゃんが生まれました。

interviewer: どのタイミングで麻酔を入れましたか?

Tさん:まず子宮口が5cm開いた状態の時に麻酔を入れるための管を準備。破水してから強烈な痛みの陣痛が2回くらいきて、そのタイミングで麻酔を入れてもらいました。その時すでに子宮口は8cmでしたね。

interviewer: 事前説明ではどのタイミングで麻酔を入れると聞いていたのですか?

Tさん:子宮口が5cm以上開いた後、希望したタイミングで入れますという感じだったと思います。 私の場合、麻酔を入れたのは子宮口が8cmくらいで麻酔を入れた時は、少し遅めのタイミングだったかもしれません。「初産だとだいたいお産のトータル時間が8時間を越える」と事前に言われていたところ、私の場合は5時間でした。もしかしたら麻酔を入れるタイミングが遅かったから比較的早く産むことができたのかなと思ったりもしました。

interviewer:麻酔を入れた後の痛みはどうでしたか?

Tさん:麻酔を入れる直前の陣痛は、今までに経験をしたことがない程の痛みが約1分間隔で下半身にくる感じでした。ですが麻酔を入れた瞬間にその激痛が緩和されましたね。

interviewer: 赤ちゃんが生まれてくる時の感覚はありましたか?

Tさん:はい、それはありました。生まれる瞬間は「つるん」という感じで。産んでいる感じもちゃんとありました。全く感覚がないというわけではなく、すごく遠くの方に少し痛みを感じるかなという感じです。もしかしたら麻酔が弱めなのかなと思いましたが、会陰裂傷(会陰部の組織が、分娩の際に裂けてしまうこと)を起こした瞬間の痛みは全く感じなかったので麻酔はしっかりと効いていたんだと思います。

interviewer:お子さんと対面した時はどんな感じでしたか?

Tさん:生まれてすぐ「元気な女の子ですよ」と看護師さんが子の顔を見せてくれました。看護師さんに抱っこされている姿がとても神々しかったです。感動しました。

interviewer:感動のご対面ですね。

Tさん:はい。ただその感動も束の間で、赤ちゃんが産声をあげていなくて静かなままだったんです。ドラマで、赤ちゃんは生まれてすぐ泣くイメージがあったので「息をしていない?!」とすごく不安になりました。でも看護師さんは冷静で、手慣れた様子ですぐに吸引の処置をしてくれて、無事に泣き声を聞くことができました。

interviewer:泣き声を聞けてようやく安心できたのですね。お産を終えた後の流れを教えてください。

Tさん:少し寝ていいと言われ休憩しました。しばらくして夫が来て、LDR(Labor Delivery Recoveryの略。陣痛の始まりから、出産、出産後まで過ごすことができるお部屋のこと)でそのまま一緒にご飯を食べて。ご飯を食べた後に、荷物を持ってお部屋に移動です。

interviewer:LDRから入院予定の個室へ移動したのですね。

Tさん:そうです。移動の途中で赤ちゃんが並んでいるガラス張りのお部屋に寄って、我が子を抱っこすることができました。

interviewer:麻酔が切れてからの痛みはどうでしたか?

Tさん:痛み止めを飲んでいたのもあって、あまり入院中は痛かった記憶がありませんね。

interviewer:痛み止めは毎日飲んだんですかんだのですか?

Tさん:はい。入院期間の5日分を処方されたので、それを全部飲み切りました。

interviewer:痛み止めを飲んでも、会陰裂傷のところは痛みましたか?

Tさん:座る時は痛かったですが、耐えられないほどの痛みではなかったです。それよりも、産後の骨盤の歪みのせいかわかりませんが、腰がとても痛かったです。

「恵愛病院」のよかった点

恵愛病院の食事/Tさん提供写真

interviewer:Tさんが思う「恵愛病院」のここが良かったというポイントを教えてください。

Tさん:最終日にフレンチをいただいたんですがすごく豪華でしたね。夫の分も用意してくれて、2人でゆっくりと食事をすることができてよかったです。他には、コロナということで私の時はお休み中でしたが、スパルームがあってマッサージを受けられるサービスがあります。退院の日にお土産が用意されているんですが、手持ちのキャリーケースに収まりきらないくらいの量でした。なんだか旅行に来たみたいな感覚になりましたね。

interviewer:非日常・特別感が印象的ですね。

Tさん:本当に病院というよりもホテルのようでした。「せっかく産むならすごくいいところで」と考える人にオススメだと思います。ただコロナのタイミングでなければもっと良かったなぁと思いました。エステが受けられなかったり、最終日のフレンチも本当はテラスで食べられるんですがお部屋食になったりと、コロナで制約がかかって受けられないサービスが多かったですね。妊婦教室もオンラインになってしまって。

interviewer:通常であれば受けられる恵愛病院ならではのサービスが、コロナによって受けられなかったんですね。それは残念でしたね。

Tさん:そうなんです。ただ、お産については助産師さんがみなさんいい人ばかりだったので助けられました。

無痛分娩、みんなにオススメしたいです。

Tさん提供写真

interviewer:無痛分娩をやってみて良かったと思いますか?やらなくても良かったと思いますか?

Tさん:絶対良かったと思います。みなさんにオススメしたいですね。また出産する機会があるとしたら、今度も無痛分娩を選ぶと思います。

interviewer:どういった点で無痛分娩をオススメしたいと思いましたか?

Tさん:麻酔を入れる直前に経験した陣痛が本当にもう耐えられない痛さで、私的には限界を超えた痛みでした。その痛みを味わったのは2回くらいでしたが、あの痛みを8時間、人によってはさらに長い時間耐えるのかと想像しただけでもう気が遠くなります。それは嫌だなと思って。陣痛を体験したからこそ、無痛分娩で良かったと強く思いますね。

interviewer:満足度は何%位でしたか?

Tさん:満足度は、90%位です。完全に痛みがなかったわけではなかったので。

interviewer:麻酔を入れるタイミングがもう少し早ければよかったという感じでしょうか。

Tさん:そうですね。私の場合は初産ということで、陣痛がしっかりきてから麻酔を入れる感じだったんです。でも、もしかしたら私がもっと早くに「痛い」とアラートを出していたらそのタイミングで麻酔を入れてくれたのかもしれないと今になっては思います。「まだ大丈夫かな」と結構のんきに思っていたら、急に陣痛が進んで慌てて「入れてください」とお願いした感じでしたので。

interviewer:お願いしていたらもっと早く麻酔を入れてくれたかもしれないということですね。

Tさん:そうですね、でもそうするとお産が5時間以上かかっていたかもしれないなと。麻酔を入れるタイミングが遅かったことで陣痛が遠のくことなくスムーズに生まれたという見方もできるので、一長一短ですね。そう考えると「100%満足」でもいいかもしれません。

interviewer:Tさんが思う無痛分娩のデメリットがありましたら教えてください。

Tさん:医療事故があるように、100%成功する保証はないという点でしょうか。そういったリスクもしっかりと理解して受け入れた上で選択しないといけないということですね。あとはお産が長くなる可能性があるということ。

interviewer:Tさんが感じた無痛分娩のメリットについて教えてください。

Tさん:メリットはやっぱり「痛みがない」というところです。痛みを恐れている人にとってはお産のハードルが下がるのが1番大きいと思います。「お産の痛みが不安で妊娠・出産を躊躇している」という人には絶対におすすめです。メリットとしてよく言われる、産後の回復自体が自然分娩と比べてどうかというのは、比較できていないのでちょっと分かりません。

interviewer:ありがとうございます。ちなみにTさんの周りで無痛分娩をされた方は多いですか?

Tさん:お産をした友人6人中、5人が無痛分娩経験者です。

interviewer:無痛分娩の割合が圧倒的に多いですね!

Tさん:おそらく、近しい人で誰か1人でも無痛分娩を経験していると、無痛分娩が選択肢としてより身近になるんだと思います。私の場合はそれが姉でした。私も今、妊娠中の知り合いがいるんですが、その人にも無痛分娩をオススメしました。

interviewer: 近しい人の体験談を聞くことで無痛分娩を身近に感じることができるんですね。そういう意味では近くに無痛分娩の経験者がいるというのは大きいのですね。

Tさん:そうですね。近くにそういう知り合いがいるかいないかでかなりかなり変わってくると思います。「無痛分娩PRESS」の認知度がもっと上がれば、無痛分娩の体験談をより具体的に知ることができるのでいいと思います。

interviewer: ありがとうございます。これからも皆様のリアルな体験談をたくさん掲載していきたいと思います。

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