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2022.04.30
体験談

東京都Tさん【前編】 健康上の理由で無痛分娩に/海老名総合病院

東京都に在住で、神奈川県の海老名で里帰り出産をしたTさん。健康上の理由もあり、2人のお子さんを無痛分娩で出産したそうです。今回は1人目のお子さんのご出産についてお話を伺いました。

【基本data】

■name/Tさん

■年齢/34

■お住まいのエリア/東京都練馬区

■家族構成/夫+妻+子ども(2名)

■出産施設/海老名総合病院 マタニティセンター

■無痛分娩回数/2回

■無痛分娩費用/70万円台(出産基本費用約55万円+無痛分娩費用約15万円)

■無痛分娩実施時期/2018年、2020年

取材時期:2021年12月

無痛分娩はセレブ向けの出産スタイルだと思っていた。

当時のお住まい周辺の写真/Tさん提供写真

interviewer: 本日はよろしくお願いいたします。Tさんはお子様2人を無痛分娩で出産されたとのことですが、今回は1人目の出産に焦点を当ててお話を伺えればなと思います。そして後日、第2弾として2人目のお話も伺えればと考えております。

Tさん:よろしくお願いいたします。

interviewer: 無痛分娩を知ったきっかけを教えて下さい。

Tさん:私は靴のカウンセリング販売をする会社に勤めていまして、中でも子供靴の販売部門に所属しているため仕事柄お子様連れのお客様とお話する機会が多くありました。お客様との会話の中で「出産は大変」といった話や「無痛分娩という出産スタイルがある」といった話を耳にする機会がありましたので、無痛分娩の存在自体は割と早い段階で知っていました。

interviewer:それがきっかけでご自身も「無痛分娩をしよう」と思うようになったのですか?

Tさん:いえ、私は「痛みを軽減したりなくすために、ものすごくお金がかかるなら、自分は我慢しようかな」と思っていましたね。また「自分は仕事柄たまたま知っていただけで、無痛分娩はそこまで一般的なものではない」とも思っていたんですよ。

interviewer:ものすごくお金がかかると思ったんですね。当時は無痛分娩の費用について、いくらぐらいするイメージを持っていましたか?

Tさん:うちの会社の商品をご利用のお客様は、高所得者層の方が多いので、そういった方々が無痛分娩をするのかなと思っていました。だから費用もなんとなくそれだけで100~200万円ぐらいかかるのかなと。

interviewer:なるほど、いわゆるセレブ向けの出産スタイルだと思っていたんですね。だからとんでもなく高いイメージを持ってしまったと。

Tさん:そうなんです。だから当時は自然分娩で出産するつもりでした。

健康上の理由で、選択の余地なく無痛分娩をすることに。

Tさん提供写真

interviewer:Tさんが無痛分娩を選ぶことになった経緯を教えて下さい。

Tさん:実は私は無痛分娩を選んでいないんです。健康上の理由で無痛分娩にしないといけなかったんです。

interviewer:え!?そのケースは初めてお聞きしました。健康上の理由で無痛分娩にすることがあるんですね!経緯がすごく気になります。

Tさん:最初から経緯を話しますと、当時は東京の練馬区に住んでいたのですが、実家のある神奈川県の海老名で里帰り出産することにしました。だから普段は都内の病院に健診に行って、数ヶ月に1度、実際に出産する海老名の方の病院で診てもらうというスタイルでした。

interviewer:海老名といえば高速道路のサービスエリアが有名なところですね。

Tさん:妊娠してからも出産前まで働こうということで、妊娠前と変わらずに働いていました。それで妊娠8ヶ月目ぐらいの時だったと思うのですが、めちゃくちゃ足がむくむようになってきたんです。おそらく立ち仕事だったというのも関係していると思います。

interviewer:めちゃくちゃむくんだって、例えばどれぐらいですか?

Tさん:実際に計測はしていないですが、印象的には足首のくびれがなくなり象の足と思えるぐらいにむくんでましたね。それで数ヶ月ぶりに海老名の病院で診てもらった際にお医者さんから「ちょっとこのむくみ方はおかしいよ。もしかしたら脚のどこかに血栓ができているかもしれない」と言われたんです。

interviewer:医師からしてもとんでもないむくみ方だったのですね。

Tさん:それで色々と調べてもらうと、血圧も上がっている。さらに尿タンパクを調べても、良くない数値が上がってきていると。通常は出産でイキむ時って、みんな血圧が上がるのが当たり前なのですが、私の健康状態だと「普通のお産(麻酔を使わないお産)をすると、血圧が許容範囲以上に上がりすぎ、脳出血を起こして最悪の場合、母子共に命の危険がある」っていう怖い話をお医者さんからされました(笑)。

interviewer:Tさん笑ってますけど、それはめちゃくちゃ怖いですよ。

Tさん:だから自然分娩ではなくて、無痛分娩の方が(イキみによる血圧の上昇が抑えられるため)母体が安全だということで、否応なしに無痛分娩することになりました。

interviewer:それだと確かに無痛分娩一択しかないですね。「痛いか、痛くないか」の選択ではなく「生きるか、死ぬか」の選択ですもんね。

Tさん:あと無痛分娩にしておけば、麻酔が効いているため、母子に何かあった場合、すぐに帝王切開に移れるので安全性が高いとのことでした。

interviewer:なるほど!確かに出産で何か起きた際にスムーズに手術に移れるのは無痛分娩のメリットですね。

Tさん:そうなんですよ。その時は他にも無痛分娩をするメリットを教えてもらいました。

interviewer:ちなみにTさんの健康状態が良くなかったのは、何の症状だったのかわかりましたか?

Tさん:妊娠高血圧症候群」になりかけだったみたいです。

妊娠→むくみ=血栓というわけではありません。

Tさん:あ、この記事を読んだ方に誤解を与えるといけないので、この症状について話をさせてください。

interviewer:もちろんです。

Tさん:私の場合はとんでもないむくみが足にできたので、病院で「血栓ができているのでは!?」という疑いをもたれたのですが、検査した結果、特にむくみと血栓の関連性は見つかりませんでした。

interviewer:なんだったんですか?

Tさん:最終的には原因が何だったのか特定できなかったんです。ですので、あくまでお医者さんの推測という話になります。私はもともと腎臓が丈夫な方ではないらしいのですが、自分1人を賄うための腎機能は問題ないみたいです。

interviewer:はい。

Tさん:ただ、妊娠中はお腹の中の子どもと2人分の老廃物を濾過しなければいけないので、そこで腎臓に無理が生じたのではないか。それがむくみという形で出てきたのではないかという話でしたね。

interviewer:そういうケースもあるんですねぇ。

Tさん:あくまで推測ですけどね。妊婦さんはみんな多かれ少なかれむくみやすくなるらしいです。でも「むくみ=血栓」ということではないので、不安に思わないでもらえればと思います。あくまで私の場合は特殊なケースだったということです。

パートナー・両親共に無痛分娩に抵抗なし。

interviewer:パートナーに無痛分娩をすることになった話をしたら、どんなリアクションが返ってきましたか?

Tさん:まず何より生命が大事だし、落ち着いて出産できるし、痛みも軽減できて、私の身体の負担も少なくなるのなら、そこは全然お金をかけていいという感じでしたね。そこはすんなりでした。

interviewer:もちろん生命がかかっているので選択肢はないでしょうが、その上でポジティブに励ましてくれるって素晴らしいですね。

Tさん:たぶん、今回のような命の選択のようなケースではなくても、特に無痛分娩に反対はされなかったと思います。

interviewer:ちなみにご両親のリアクションはいかがでしたか?

Tさん:それこそ母は「生命の危険があるんだったら、無痛分娩にしなさい」という感じでした。もともと「元気に産んでくれれば、それでいいよ」という感じの両親なので。

interviewer:出産する病院を選んだ理由を教えて下さい。

Tさん:実家から近いという1点だけですね。自分自身も小さい頃から通っていたので安心感もありました。

無痛分娩の実施10日前から入院。

入院中の写真/Tさん提供写真

interviewer:Tさんは健康上の理由という特殊なケースで無痛分娩することになったということですが、入院から出産まではどのような流れだったのですか?

Tさん:健康上問題のない人が「海老名総合病院 マタニティセンター」で無痛分娩をする場合は、予定日を決めて前日とかに入院するというのが通常みたいです。ですが、私の場合はむくみもすごいことになっているし、早めに出産して血栓の有無の検査をした方が良さそうだということで、無痛分娩をする10日前くらいから入院することになりました。

interviewer:だいぶ長い入院生活になりますね。入院してからはどうでしたか?

Tさん:入院してからは経過観察をしてもらって、結局、ぜんぜん赤ちゃんが生まれる気配はないけど、早めに出産しといた方が良さそうだという判断で、最速で産める日を算出してもらって、その日に産むと決まった感じです。

interviewer:生まれる気配が全然なかったんですね。

Tさん:子宮口もギチギチに閉まっている状態だけど、赤ちゃんの状態もその日ならギリギリ大丈夫そうだということで、陣痛促進剤を打って産むという段取りになりました。

interviewer:そこから出産日までには何か処置などありましたか?

Tさん:ありました。すごい怖い話ですよこれ。膨らむ棒みたいなのがあるんです。

interviewer:膨らむ棒???

Tさん:「ラミナリア」というらしいです。原料は海藻でできているらしいんですけど、形とかサイズ感でいうと「じゃがりこ」みたいな感じなんですよね。それを何か器具を使って打ち込むんです。

interviewer:どこに打ち込むかは聞きませんが、それはすごく怖いですね。

Tさん:すごくその時の様子を覚えているんですけど「ラミナリア」を打ち込む先生がいて様子を見ながら、スタッフの方に「3(本)でお願いします」とか「10(本)でお願いします」とか指示しているんですよ。で、打ち込んだら数時間後にまた様子を見て、必要に応じて追加するという感じでした。

interviewer:それは麻酔なしで打ち込むのですか?

Tさん:私も同じことを思いまして、確認したんですよね。「これ麻酔しないんですか?」って。でも詳しい理由はわかりませんが「麻酔しない」ということで、打ち込まれましたね。そりゃ痛かったです。その後は就寝という感じでした。これが出産前日です。

interviewer:打ち込んだ後は痛みはありましたか?

Tさん:打ち込んだ後は別に痛みはありませんでしたね。違和感があるぐらいの感覚でした。

エヴァンゲリオンのような状態で、無痛分娩開始。

Tさん提供写真

interviewer:出産当日の流れを教えて下さい。

Tさん:朝7時に起床して、分娩室へ向かいました。まず最初は麻酔と促進剤の準備(セッティング)です。エヴァンゲリオンの「アンビリカルケーブル」みたいな感じで、背中に麻酔と促進剤の管を2本つながれました。

interviewer:たしかにエヴァってケーブルつながってましたね。

Tさん:そして7時30分から分娩スタートです。最初は促進剤を入れてもらいました。この時にはまだ麻酔は一切入っていなかったですね。

interviewer:その時はまだ陣痛の痛みは来ていなかったということでしょうか?

Tさん:そうです。私の場合は促進剤を入れてもなかなか陣痛が来なくて。陣痛がある程度進まないと赤ちゃんが降りてこないので、しばらくは陣痛待ちみたいな感じで待機していました。

interviewer:背中に2本の管もつながっているので、待っている間もなかなかリラックスしにくいですよね。

Tさん:そうなんです。さらにお腹にも赤ちゃんの脈を測るバンドとか、私の血圧を測るバンドみたいなものが繋がれていました。もうなんか色々つながっているし、モニターもいっぱいあるし「私はいったい何をしているんだろう???」っていう気持ちになりましたね(笑)。

interviewer:麻酔はどのタイミングで入れたのですか?

Tさん:だいたい子宮口が7〜8cmぐらいになってきた時に陣痛も強くなってきたんです。

先生「痛いですか?」

Tさん「ちょっと痛いです」

先生「最大の痛みが10としたら、どれくらいですか?」

Tさん「7くらいです」

先生「ここで1回麻酔入れましょう」

というやりとりをして入れてもらいましたね。だから先生が私の血圧や痛みなどを考慮しながらタイミングを見て麻酔入れてくれた感じです。

interviewer:その後も追加で麻酔を入れることはありましたか?

Tさん:赤ちゃんが生まれるまで合計で5〜6回くらい追加で入れてもらったと思います。

interviewer:麻酔が入った時の感覚とかってあるんですか?

Tさん:ありました。なんか身体の中に冷たいものが通っていくような感覚でしたね。血管が凍るような感じというか、キーンって冷たくなって痛みが治まる感じです。これはあくまで私の感じ方で、他の方も同じ感覚とは限りませんが。

interviewer:第一子を出産された時はコロナ禍前のタイミングですが、パートナーも立ち会われていたのですか?

Tさん:そうですね。自由に出入りできる感じだったので、出たり入ったりしていました。でも夫が私の様子を見て「なんか楽そうじゃん」と言ってきたのでムカついたのは覚えていますね。エヴァ状態の私を見て、よくそんなこと言えるなと(笑)。ぶん殴ってやりたかったですね(笑)。

interviewer:それは夫さん失言でしたね。出産の方はどんな感じで進みましたか?

Tさん:おかげさまで出産自体は、無事に進みました。麻酔が効いてからは腰から下の感覚は麻痺しているような状態だったんですが、なんというかお腹の感覚はあったんですよね。だからイキむ感覚はわかりました。「普通の(麻酔を使わない)出産もこんな感じでイキむのかな?」という感じで「ウーンッ!」とイキみました。そして最後の最後のところでカップみたいなもので吸引をかけてもらって、無事に生まれました。

interviewer:産み終わった後の処置はどんな流れでしたか?

Tさん:私の場合、血栓がある恐れがあったので、次の日に造影剤検査をしました。万が一、血栓があって心臓に刺さってしまったら生命が危ないということで。検査の結果、血栓がないということがわかり一安心でした。

interviewer:そこはTさんの症状ならではですね。他にはどんなことがありましたか?

Tさん:検査以外は一般的な出産後の流れと一緒でした。赤ちゃんを拭いてもらって、状態のチェックをしてもらった後は、カンガルーケアで私の上に赤ちゃんを乗せてもらって、おっぱいを吸わせるという感じでした。そこからは様子見や後処理も含めて、分娩室で2時間くらい待機していました。

interviewer:麻酔が切れた後はどうでしたか?

Tさん:麻酔が切れた後は「ギャー!!」って感じでした(笑)。会陰切開の傷もそうなんですけど、産んだ周辺全体が、もうとにかく痛かったですね。「ピンポイントでどこが痛い」とかそういうことじゃないんですよ。全体が痛い。

出産や自分の症状に対して油断しすぎて、先生に怒られる。

Tさん提供写真

interviewer:「海老名総合病院 マタニティセンター」の良かったポイントを教えて下さい。

Tさん:まず、足のむくみを見て「このまま自然分娩(麻酔を使わずに分娩)すると危ない」と気づいてくれたことですね。東京で通っていた病院でもむくみについて相談はしていたのですが「むくみ方も個人差があるからね」ぐらいの感じで、特に重要視されていなかったんです。

interviewer:たしかにむくみ方を見て「妊娠高血圧症候群」になりかけだと判断されていなかったら、生命の危機があったかもしれないですもんね。

Tさん:そうです。出産後に血栓の検査などの対応がスムーズだったのも総合病院だったから良かったのかなとも思います。

interviewer:たしかにTさんのケースだと、小さなクリニックだと対応できないこともあるかもしれないですね。

Tさん:あとは出産を担当してくれた助産師さんがすごく良い方だったことですね。「Tさんの身体の状態は今こうなっていますよ」「赤ちゃんは今こういう状態ですよ」というような情報も細かく伝えてくれて、わかりやすかったですし、何より安心できました。

interviewer:安心感を与えてくれるのは素晴らしいですね。

Tさん:あと私が退院する前々日ぐらいに「今日でお会いできるの最後だと思うので」と、わざわざ声をかけてくれて、本当にうれしかったです。その助産師さんには今でもめちゃくちゃ感謝しています。

interviewer:他に「海老名総合病院 マタニティセンター」で良かった点はありますか?

Tさん:「海老名総合病院」自体は、私が小さなときから既にあった病院なんですが「マタニティセンター」は比較的新しくできたところなので、建物も全体的に綺麗ですし、食事も美味しかったですね。ただ、私の場合は「妊娠高血圧症候群」になりかけだったので、カロリーや塩分を控えた質素なメニューだったんです。1日だけ一般のメニューを食べさせてもらったのですが、それは美味しかったですね。質素なメニューじゃなくて、これを毎日食べたかった(笑)。大部屋だったので、他の妊婦さんのメニューがわかるんですよ。これは辛かったですね(笑)。

interviewer:たしかにそれは何か悔しいですよね。他には良かった点はありますか?

Tさん:朝はグリーンスムージーを出してくれたり、1回だけ無料で希望の部位をマッサージしてくれるサービスもありました。

interviewer:総合病院ってサービスがそこまで充実している印象はないのですが「海老名総合病院」はサービス面も手厚いんですね。

Tさん:割と新しい施設だから、サービス面にも気を配ってくれているのかもしれませんね。

interviewer:では、逆に「海老名総合病院 マタニティセンター」で残念だった点はありますか?

Tさん:今はどうかわかりませんが、当時はマタニティセンターに麻酔科の先生が1人しかいなかったんですよ。だからその先生のシフトに合わせて無痛分娩の時間が決まるという感じでした。もしも、予定していた日時よりも早い時期に破水しちゃった場合などは無痛分娩できないということでした。

interviewer:なるほど。今はもっと麻酔科医の方が増えていると良いですね。

Tさん:そうですね。そこ以外は全て良い病院でした。

interviewer:入院や出産に関してTさんが「もっとこうしておけば良かった」と思うことはありますか?

Tさん:私は妊娠がわかってからも、出産に対してあまり具体的にイメージしていなかったんですよ。本当に前々日になってから「私出産するんだ!」と自覚したぐらいで。こんな人あんまりいないと思うんですけど(笑)。だから入院まではずっと仕事をしていて、休みがあっても会いたい人に会ったりして、入院してからも読みたかった本を読み漁るみたいな感じだったんです。それで急に無痛分娩の前々日に出産をリアルにイメージしはじめて怖くなって。だからもっと早くから、出産というものに向き合っていれば良かったと思います。

interviewer:もしかして、ギリギリまで会社で働いていたんですか?

Tさん:そうなんです。別にもっと早く産休に入ることもできたんですけど、なぜかしなかったんですよね。

interviewer:「海老名総合病院 マタニティセンター」の先生はギリギリまで働くことについて何か言っていましたか?

Tさん:はい。先生には軽く怒られましたね。

interviewer:怒られたんですか!?

Tさん:入院するよりも前「海老名総合病院 マタニティセンター」へ健診に行った時に「Tさんの症状はいつ何があるかわからないので、これからは病院の近くで過ごしてください」と言われていたんですね。そして次に健診に行った時も「この足の状態はまずいので、今日でも明日でも可能な限り早めに入院してください」と言われました。でも、全然そんな準備はしていなかったので「まだ練馬区の家に住んでいて、準備も何もできていないので、そんなに早く入院できません」と答えたら「いやいやいや、あなた・・・!」みたいな感じで怒られました。

Tさんが感じた無痛分娩のメリット・デメリット。

ハワイ旅行の写真/Tさん提供写真

interviewer:無痛分娩をやってみてよかったですか?

Tさん:そうですね。計画無痛分娩だったので、夫も仕事の調整がしやすかったりした点は良かったです。ただ、私の場合は選択肢がない状態で無痛分娩になったので、自然分娩で産んでみたかったという想いもありますね。単純に体験してみたいというのもありますし、「いつ生まれるんだろう?」っていうドキドキ感も味わってみたかったです。陣痛が来てから行うスタイルの無痛分娩なら、ドキドキ感も味わえるんだろうなと思います。

interviewer:なるほど。他にTさんが感じた無痛分娩のメリットはありますか?

Tさん:そうですね。私は出産の痛みで自分が極限状態になった時に、他人である先生や助産師さんの前で泣き叫んだり暴言を吐いたりするんじゃないかと、自分自身に対する恐ろしさがありました。だから無痛分娩ならそういう心配はないだろうなというのは安心感につながりましたね。

interviewer:では無痛分娩でデメリットだと感じたことはありますか?

Tさん:特にないですねぇ。もともと無痛分娩を知っていましたが、デメリットだと思うようなことはその時からなかったですね。

interviewer:ありがとうございます。では今回はこちらでインタビュー終了とさせていただきます。また今度、2人目のお子さんを無痛分娩で産んだ時のお話を聞かせてください。

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