NY在住Hさん【前編】|ニューヨークと日本の妊娠・出産の違い
大学卒業後、渡米して12年間アメリカに在住。アメリカでは一般的と言われる無痛分娩での出産を控えているHさんにニューヨークの妊娠・出産事情についてお話を伺いました。
基本data
■name/Hさん
■年齢/35
■お住まいのエリア/ニューヨーク・ブルックリン
■家族構成/夫+妻
■出産施設/-
■無痛分娩回数/0回
■出産費用総額/-
■無痛分娩実施時期/2021年11月(予定)
取材時期:2021年10月
日本とアメリカ(ニューヨーク)の病院の違い
interviewer:Hさんは現在妊娠中で、これから無痛分娩を控えているとのことなんですが、今回はアメリカの妊娠・出産事情をいろいろお聞きしたいなと思っております。日本とはけっこう違うんじゃないかなと思っているので、日本とアメリカの違いなどお聞かせいただければなと。そして来月の無痛分娩を終えてから、どんな無痛分娩だったかというお話を第2弾としてお聞かせいただければと思っております。
Hさん:わかりました。よろしくお願いします。私も「無痛分娩PRESS」の記事を読ませていただいたんですが、けっこう色々と違うんだなぁと思っておりました。私に答えられることなら何でも聞いてください。
interviewer:Hさんは現在ニューヨークに在住とのことですが、渡米したのはいつ頃でしょうか?
Hさん:ちょうどアメリカに行った時が、オバマ大統領が就任した頃でしたので、2009年の1月ですね。アメリカに着いたら、テレビでオバマさんが演説していたのを覚えています。だからもうアメリカに住んで12年経ちますね。
interviewer:現在はどんなお仕事をされているのですか?
Hさん:フリーランスのレタッチャー(写真の補正・修正、加工などを行う職種)です。大学を卒業して、ニューヨークに来た当初は、写真関係の会社に入ってそこで7年間レタッチをやっていました。会社を辞めてからは1年間ポートランドで過ごして、その後フリーランスとして独立し、今に至るという流れです。
interviewer:妊娠が分かった時、出産時だけ日本に帰国するということも考えたりしましたか?
Hさん:考えませんでしたね。日本の方が色々な面で手厚いと思いますし、経済的にも絶対にいいと思いますが、こっちで産むと子どもがアメリカ国籍になるんですよね。私たちはビザ関係ですごく苦労したので、初めから国籍をあげられるならそちらの方がいいと思いました。
interviewer:来月に出産予定ですが、今も仕事をされているのですか?
Hさん:現在妊娠9ヶ月目で、今月いっぱいで産休に入るつもりです。予定日より早く生まれることもあると聞くので、来月になればいつでも産まれていいかなと思っています。
nterviewer:アメリカの産休はどんな感じなんですか?
Hさん:私はフリーランスなので、単純に「この期間は出産時期なので仕事は受けられない」と周りに告知しておけばいいだけです。フルタイムの会社員をやっている友だちの話だと、産休の申請日から10〜12週が産休の期間になるそうです。だからなるべく長く産休をとるため、産まれるギリギリまで働く人が多いようです。私の知っている人で会社で破水した人もいますよ。
interviewer:産休中って会社員の方はどれぐらい給料がもらえるものなんですか?
Hさん:産休中の給料が何%まで支払われるのかは、会社によってまちまちですが、友だちは給料の60%が支払われたと言っていましたね。大手の会社だとフルで払ってくれるところもあると聞いたことがあります。
interviewer:アメリカで妊娠してから病院に行くまでの流れを教えてください。
Hさん:日本と同じで、薬局で妊娠検査薬を買ってきて調べるという感じですね。ただ私の場合は、不妊治療をしていたため病院で妊娠が分かりました。周りの出産した友人の話を聞いていると、7週目から8週目ぐらいまでは赤ちゃんの心拍が確認できないので、病院に行っても「心拍が分かるぐらいになってから来てください」って言われるみたいです。
interviewer:7〜8週目になったら、近所のクリニックのようなところに行くのですか?それとも大きな病院に行くのですか?
Hさん:そこがすごくややこしいところで。日本とアメリカの仕組みが違うところですね。これはニューヨークだけかもしれないので、他の州だとまた話が違うかもしれないんですが、ニューヨークでは日本のように産婦人科みたいなものはないんです。だから「産婦人科の病院に行く」という感覚ではなく「産婦人科が専門の先生にかかりに行く」という感覚なんですね。大きい大学病院などに産婦人科が専門の先生が何人かいて、その先生に会いに行くというイメージです。日本のような産婦人科のクリニックはないんですよ。
interviewer:その場合ってどうやってその先生を探すんですか?
Hさん:本当にめんどくさい仕組みなんですけど「あの先生がいい」「この先生がいい」という情報をインターネットなどで自分で集めて、会いに行くのが一般的です。でも、その先生ごとに適用される医療保険が違うんですよ。だから①かかりたい先生の目星をいくつかつけます。ネットも見ますけど、経験者の友人などから口コミで探す方が多いですね。②その先生に適用される保健を調べて入るという流れでした。
interviewer:先生の候補をある程度決めてから保険に入るんですね。
Hさん:これはあくまでうちの夫婦のケースですね。2人ともフリーランスで仕事をしているので、保険に入っていませんでした。会社に勤めている方は、会社で入っている保険があるので、その保険の適用内で診てもらえる先生を探すという人もいます。
interviewer:日本だと麻酔を使うお産を「無痛分娩」と呼びますが、アメリカでは何か麻酔を使ったお産の名称ってあるんですか?
Hさん:そうなんですよね。英語で「無痛分娩」にあたる言葉はないみたいです。こちらでは出産時の麻酔のことを「epidural」と言って、それを使うかどうかという選択肢があるという認識が一般的です。逆に「自然分娩=natural birth」という言葉はあります。そして麻酔を使うと言っても、1から10まで痛みをなくすわけではなくて、陣痛は経験しますし、要は産む直前の局部麻酔というのが実態です。この「epidural(出産時の麻酔)」は切られたりするシャープな痛みは取れるけど、もちろん意識はあるし、赤ちゃんに押される感覚だったりプッシュ(イキみ?)する感覚は残ったままみたいです。麻酔自体は帝王切開に使われるものと同じだそうです。日本語の『無痛分娩』だと痛みが全くない印象ですけど、アメリカだと「出産時に麻酔を使うか、使わないか」くらいなだけの認識で、ちょっと言葉の違いがある気がしますね。
interviewer:病院に行ったら、無痛分娩のやり方などは、どのような感じで説明されるのですか?
Hさん:まず、アメリカでは「出産=無痛分娩(麻酔を入れる)」というのが一般的なので、自分から「自然分娩(麻酔なし)で産みたい」と申請しない限り、出産時用の麻酔を入れることになります。それぐらい一般的なので、無痛分娩について詳しく教えてくれる感じではなかったですね。「麻酔を背中に注射する時にじっとしていなければいけないので、陣痛間隔が長い時に打ちましょう」ぐらいの説明だったと記憶しています。
interviewer:自分から申請しないと自然分娩できないんですね。
Hさん:あと、自然分娩を申請したとしても、結局、帝王切開で生むことになる可能性も高いです。日本と違って、アメリカってお産が長引いたらすぐに帝王切開するんです。
interviewer:すぐ帝王切開するんですね。他にも日本とアメリカでの病院の対応の違いってありますか?
Hさん:こちらでは子宮口が大体4cm以上開いていないと、病院に入れてもらえないと聞きました。
interviewer:病院に入れてもらえないんですか?「分娩室に入れてもらえない」とかではなく?
Hさん:はい。病院自体に入れてもらえません。もし行っても「子宮口が4cmになるまで院内に入れないので、近くの公園で散歩してきて」など言われるようです。こちらでは目安として陣痛が5分間隔になるまで自宅待機ということが多くて、5分間隔になったら病院に連絡するというのが目安です。もちろん破水などの場合は例外で、すぐに病院に入れてもらえます。だから、麻酔を使った出産と言っても、陣痛が5分間隔(子宮口4cm)になるまでは、陣痛の痛みに耐えなければいけません。
interviewer:アメリカでは、無痛分娩についての知識は、みんなある程度知っているものなのですか?
Hさん:子どもを生む時は無痛分娩で産む(麻酔をして産む)のが普通という認識はあります。ただし、詳しいことは妊婦さんになってから調べるという方が多いと思います。
interviewer:たしかに、日本でも妊婦さんになる前に出産についての詳しい知識をもっている一般人ってなかなかいないでしょうから、そこは同じなんですね。
Hさん:アメリカで無痛分娩が一般的になっているのは、産んでからの退院期間が短いことが大きいのかなと思います。日本だと出産してから1週間ぐらい入院できると思いますが、こちらは翌日には退院しなければいけません。ちなみに帝王切開をしたら3泊、普通の分娩なら、自然分娩・無痛分娩に関わらず1泊しかできません。なぜ入院期間が日本と比べて短いのかというと、西洋医学の考え方で「産後もなるべく動いた方が、血流が良くなり治りが早い」という考え方に基づいているようです。
interviewer:アメリカの出産費用って、どれぐらいかかるイメージなんですか?
Hさん:あくまで私たちのケースという話になるんですが、妊娠してから入った保険プランが月々8万円で、産むまでに7ヶ月入っていることになるので合計58万円。そこにプラスして出産費用が30万円ほどかかります。ここまでで合計88万円。実際に産むまで何があるかわからないので、100万円以内に収まったらうれしいなと思っています。保険に入ってなかった場合は、おそらく全部で150万円ぐらいかかると思いますね。
超複雑!!アメリカの保険は、本当にややこしい。
interviewer:先ほど保険の話が出ました。アメリカの保険は複雑で、日本とは全然違ったものだと聞いたことがありますが、実際どういうものなのでしょう?
Hさん:アメリカの保険の話をしはじめたら、もうすごく大変なんですよ。まず、保険の種類やグレードが色々あって、月々の支払い金額が高い保険ほど、色んなケースに適用が可能になります。
interviewer:いわゆる金融商品みたいなイメージですかね。クレジットカードのシステムと同じで、年会費が高いカードほど、受けられるサービスやグレードが変わってくるというイメージで合っていますか?
Hさん:まさにそうです。システム的には一緒ですね。ただやっぱり保険なので、高い保険に入っても、結局病院にかからなかったというケースも考えられます。そうなると、高い掛け金が無駄になってしまいます。だから私たち夫婦は保険に入らず、病気になったら全額自腹で支払うというスタイルにしていました。
interviewer:アメリカの病院って、たとえば風邪をひいて病院にかかったら、日本円でどれぐらいかかるイメージですか?
Hさん:どうですかね。だいたいのイメージですが、ちょっと先生に診てもらって「じゃあ、お薬出しましょう」と言われるぐらいの診察で2〜3万円かかるイメージです。
interviewer:日本の感覚からするとすごく高いですね。
Hさん:そうなんです。でも、そもそもの保険の月額が高いので、年間で考えるとこのスタイルの方がトータルで安いんです。今回は妊娠したので、確実に医療費がかかることがわかっているから保険に入ったんです。
interviewer:ちなみに今入っている保険は月額いくらぐらいなのか、聞いてもいいですか?
Hさん:はい。まず、妊娠してから入った保険が月額12万円ぐらいします。年収に応じて補助金が下りるので、うちの場合は大体4万円ぐらいの補助金が出ています。ですからそれを差し引いて毎月8万円払っていますね。
interviewer:高っか!Hさんはグレードの高い保険に入っているということなんですか?
Hさん:これでも安い方の保険だと思います。
interviewer:えー!!
Hさん:毎月8万円の出費を年間で考えたら100万円近くになります。そうなると風邪をひいて2〜3万円自腹で払ったとしても、全然そちらの方が安いんです。
interviewer:たしかにそうなりますね。2〜3万円が安く感じてきました。
Hさん:でも、この保険に入っていても、例えば年間の医療費30万円までは自腹で払わなきゃいけないとか、そういうルールもあります。だから年間で30万円自腹で医療費を払って、やっとそこから保険が利くようになるという感じですね。他にも入る保険によって、月々15万円支払うものなら、自腹は年間で10万円まででOKとか、保険によって色々とルールが違うんです。本当にややこしいんですけど。
interviewer:アメリカで暮らすのって、すごいお金がかかりそうですね。
Hさん:かかるんですよ。。。あ、でもこの前の選挙でバイデンさんが大統領になってから「アメリカンレスキュープラン」という制度がはじまりました。コロナ禍があったりした影響で、医療保険スペシャルプランというものができて、うちの場合、保険の支払いが月々8万円だったものが4万円になりました。
interviewer:一気に半額!国のトップが変わることで、自分の家の出費がそんなに大きく変わることがあるんですね。アメリカの人たちが大統領選で盛り上がる理由が少しわかったような気がします。
アメリカの妊娠・出産のカルチャー
interviewer:アメリカでの妊婦生活についてお聞きしたいのですが、ニューヨークの人々の妊婦さんへの対応はどういう感じですか?
Hさん:すごく優しいです。電車ではどんな方でも絶対に席を譲ってくれますし、知らない人からも「おめでとう」と言ってもらえます。街の人々が、妊婦さんをサポートしてくれる感じです。
interviewer:それはすごく妊婦にとってハッピーな環境ですね。他にもアメリカの生活で良かったことってありますか?
Hさん:これは妊娠と関係なく助かっていることですが、仕事がはじまる時間と終わる時間がはっきりしているので、生活リズムを整えやすいです。
interviewer:日本だと妊娠や出産の情報を調べたり学びたいときに「たまごクラブ」「ひよこクラブ」のような情報誌がありますが、アメリカにも同じようなものってあるんですか?
Hさん:日本の情報誌のようなものはないですね。ただ妊娠・出産に関するアプリが多いので、それでいろいろ調べるという感じですね。有名なものだと「BabyCenter」というアプリがあって、私たち夫婦はよく見ていますね。「今この周期だったらこういう症状があります」みたいなことが詳しく載っています。
interviewer:他に妊娠や出産の情報を学べるものはありますか?
Hさん:コロナ禍が影響しているのかもしれませんが、ウェビナーが多いですね。私たちはウェビナーをとることが多いです。例えば、出産の流れなどを講師が教えてくれたりします。
interviewer:コロナ以前はウェビナーではなく、妊娠・出産が学べる講座をやっているところを自分たちで予約して、教えてもらいに行くというケースが多かったということでしょうか?
Hさん:たしか「バースクラス」っていうんですけど、そういう講座を取る人が多いんじゃないかなと思います。今はそれも全部オンラインになっています。
interviewer:胎教って、アメリカでもあるんですか?
Hさん:まず胎教というものはアメリカにはありませんね。胎教という考え方自体がアジアの文化なのかもしれません。私は胎教というほどではないかもしれませんが、お腹の子どものために絵本を読み聞かせしています。
interviewer:日本だと「妊娠中の方はこれを食べた方がいい」「これは食べない方がいい」という食材・料理がありますが、アメリカの場合も同じですか?
Hさん:基本的にアメリカってサプリを飲む人が多いんですよ。だから、食べ物で栄養をとるというよりは、とりあえず必要なサプリを飲むみたいな感じですね。葉酸とか鉄分とか「サプリ飲んでるから大丈夫」みたいな感覚の人は多いです。私はサプリは何も飲んでないですね。こちらでも基本的に和食中心の食生活です。ただ、日本では普通に安心して食べられる魚でも、アメリカだと水銀が入っているというケースもあるのでそこは気をつけました。
interviewer:なるほど。食事で栄養を摂るという考え方がそちらではあまりないんですね。
Hさん:こっちはベジタリアンやヴィーガンなどが多く、偏った食事をする方も多いので、サプリで必要な栄養素を補う人が多いのかなと思います。
interviewer:ベジタリアンやヴィーガンになって、サプリを飲むって、なんだか本末転倒な気がします。
interviewer:日本だと妊婦さんは「戌(いぬ)の日」に参拝するといった風習がありますが、アメリカならではの妊娠・出産に関するイベントやしきたりみたいなものってありますか?
Hさん:「ベビーシャワー」というのがありますね。出産を間近に控えた妊婦さんを家族や友人などがお祝いするパーティです。自分で計画する人もいますが、基本的には祝う側の人たちがサプライズで集まってお祝いしてくれます。コロナ禍だったので、私はやらないつもりでしたが、サプライズで祝ってもらえました。友だちの家にお下がりをもらいに行ったら、友人たちが集まっていて、お祝いをしてくれました。一緒に行った旦那さんも仕掛け人で。会場である友人宅にはフィンガーフードが並んでいたり、お酒があったり、新生児の服に寄せ書きがあったり、とにかくすごくうれしかったですね。
interviewer:すごいハッピーなイベントですね。コロナ禍じゃなかったら、日本でも流行ってほしい。
Hさん:あと「ベビーレジストリー」というのもあります。簡単に説明すると、出産を控えた夫婦が出産祝いで欲しい物をリスト化すると、それを見た友人などがその商品を購入してくれるという仕組みです。Amazonをはじめ、大手のデパートや子供用品店がやっているサービスで、私たちはAmazonを使っています。高額のものもありますが、グループギフトで購入することもできますので「1人あたり0000円」みたいに設定をすることができます。
interviewer:メンタリティ的に日本人にはハードルが高そうなカルチャーですね。もし、購入してもらえなかったら、どうなるんですか?
Hさん:もし購入してもらえなくても「ベビーレジストリー」でリスト化しておけば、自分たちが15%OFFで購入できるんです。だから、必要なものはとりあえずリスト化しておけば、たとえ誰もプレゼントしてくれなくても、自分たちでお得に購入できるんです。Amazon以外のところでも大体同じような仕組みみたいです。
interviewer:なるほど!それだったら、リスト化しない手はないですね。今ちょっと検索してみたら、日本のAmazonでも「ベビーレジストリー」ってありますね。サービス内容がアメリカとはまた少し違うのかもしれませんが。他にもアメリカならではのイベントやしきたりみたいなものってありますか?
Hさん:日本のお宮参りみたいなものはありませんが、宗教ごとに洗礼を受けたりなどはあると思います。あとは「へその緒が乾いて取れるまで赤ちゃんをお風呂に入れない」というのがありますね。
interviewer:なんでですか?
Hさん:日本だと「産湯(うぶゆ)」というものがありますが、こちらでは「産まれたての赤ちゃんは体温調節がうまくできないため、最初のうちからお湯に入れてしまうと、拭いた後の肌が冷えて、逆に体を冷やしてしまったり、乾燥してしまう」と考えられているので、最初はとにかく体を拭くだけというのが一般的です。
interviewer:アメリカは麻酔を使った分娩が主流という話はお聞きしましたが、その環境の中にあって自然分娩する方ってどういうタイプの方が多いんですか?
Hさん:自然分娩を選ぶ人は少数派なんですが、たとえば宗教上の理由だったり、スピリチュアルに傾倒している人は希望者が多いみたいですね。ポートランドはスピリチュアルな方が多かったので、ニューヨークに比べて自然分娩をする人も多かったです。自宅のプールで出産している人もいました。
interviewer:Nirvana「Nevermind」のジャケット写真が思い浮かびました。では、今回はここで終了にさせていただいて、次は出産して落ち着いた頃にアメリカの出産(無痛分娩)が実際どんなものだったのかをお聞かせいただければと思います。ありがとうございました!
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