東京都yuuriさん 無痛分娩後は産後ケアホテルへ/愛育病院
「無痛分娩」でお産をすると決めていたyuuriさん。当初は「計画無痛分娩」を希望していましたが条件に合う病院がなく、最終的には自然陣痛を待ってから麻酔を使用する「無痛分娩」でお産をされました。壮絶なつわりを乗り越え無事に出産。退院後すぐに「産後ケアホテル」を利用されたそうです。そんなyuuriさんの体験談をお伺いしました。
【基本data】
■name/yuuriさん
■年齢/妻_39
■お住まいのエリア/東京都港区
■家族構成/夫+妻+子ども(1人)
■出産施設/社会福祉法人恩賜財団母子愛育会総合母子保健センター 愛育病院
■無痛分娩回数/1回
■無痛分娩費用/約42万円(基本費用95万円 + 無痛分娩費用20万円 – 出産育児一時金-42万円−港区助成金31万円)
■無痛分娩実施時期/2022年11月
取材時期:2024年2月
最初から「無痛分娩」でお産すると決めていました。
interviewer:本日はよろしくお願いします。
yuuriさん:よろしくお願いいたします。
interviewer:現在のお住まいはどちらですか?
yuuriさん:東京都港区です。
interviewer:東京の中心地ですね!
yuuriさん:当初は子育てのことを考えて、親のサポートが受けられるように実家のある調布へ引っ越しを計画していました。しかしつわりがひどくて、それどころではなくなってしまいまして。産後に落ち着いたら引っ越すつもりだったのですが、気がつけばママ友もできて、良い小児科もあるし、児童館も近くて便利だし・・・と、住み心地が良くなって離れられなくなってしまいました。
interviewer:それではさっそく「無痛分娩」についての質問になります。まずはyuuriさんが「無痛分娩」を知ったきっかけを教えてください。
yuuriさん:特にきっかけはなく、選択肢の1つとして既に知っていたので「いつか出産するときは無痛分娩にしよう」と思っていました。
interviewer:「無痛分娩」も一般的な分娩方法の1つとして、誰もが耳にするようになってきているのですね。
yuuriさん:そのように思います。
interviewer:なぜ「無痛分娩」をしたいと思ったのですか?
yuuriさん:まずは「痛みがない方が良い」と思ったからです。それから、38歳での「高齢出産」になるのでなるべく体力を温存したいという気持ちがありました。
interviewer:yuuriさんは、普段から体力にはあまり自信がない方ですか?
yuuriさん:自信がない訳ではないのですが、つわりがひどくてずっと寝たきりでしたので体力に不安がありました。つわりが落ち着いて歩けるようになったのですが、5分歩くのも辛いくらいに体力が落ちていましたので。
interviewer:それは心配になりますね。
yuuriさん:それから「自然分娩」でお産した友人たちの壮絶な体験談を聞いていたこともあり「自然分娩」にあまり良い印象を持っていませんでした。1人目を「自然分娩」で産んだ友人はみんな「2人目は絶対に無痛分娩にする!」と言っていました(笑)。
interviewer:「無痛分娩」についての情報収集はどのようにされましたか?
yuuriさん:病院で「無痛分娩」についての基礎知識やリスクについてしっかりと説明があったので、特に自分で調べることはしませんでした。
interviewer:「愛育病院」にてお産をされたとのことですが、yuuriさんの病院選びの基準を教えてください。
yuuriさん:必須条件は「24時間無痛分娩ができること」ですね。それから「家から近いこと」です。この2つの条件に当てはまるのが「山王病院」と「愛育病院」でした。
interviewer:2つの候補から「愛育病院」を選んだ理由は何ですか?
yuuriさん:お産費用です。「山王病院」は高かったので「愛育病院」を選びました。
interviewer:「愛育病院」の無痛分費用は約42万円(基本費用95万円 + 無痛分娩費用20万円 – 出産育児一時金-42万円−港区助成金31万円)とのことですが、この金額についてはどのように感じますか?
yuuriさん:やはり「高い」と感じます。しかし「愛育病院」は大きな病院で「無痛分娩」の実績も豊富なので安心できました。そういった意味では納得できる金額です。
interviewer:なるほど。
yuuriさん:ただ、「山王病院」は「計画無痛分娩」で「愛育病院」は自然陣痛を待ってから麻酔を使用する「和痛分娩」なんですね。私の希望は「計画無痛分娩」だったのですが、金額面で断念せざるをえませんでした。
interviewer:なぜ「計画無痛分娩」をしたいと思ったのですか?
yuuriさん:自然陣痛を待つ場合は「陣痛の痛み」を感じることになります。痛みに対して不安があったので「いつ陣痛が来るか分からない」という状態はイヤでした。「計画無痛分娩」は入院準備を計画的に進められるのでその点が良いと思いましたね。
interviewer:病院選びにおいて、全てが希望通りには行かなかった訳ですがそのことについてはどのように感じますか?
yuuriさん:最初は「計画無痛分娩」ができないことを残念に思いましたが、最終的には納得してお産に挑むことができました。「愛育病院」で、陣痛促進剤を使用するリスクについて説明を受けたのですが、赤ちゃんが降りてきづらくなる場合があるとのことでした。経産婦よりも初産の方がそのリスクは高くなります。そのことを知り「和痛分娩」のメリットもあるなと納得したんです。
interviewer:パートナーやご両親は「無痛分娩(和痛分娩)」についてどのような反応をされましたか?
yuuriさん:夫も「痛くない方が良いよね」という感じでした。両親からも、義理の両親からも特に反対はありませんでしたね。
interviewer:「無痛分娩」をするにあたって不安なことや疑問はありましたか?
yuuriさん:「いつ陣痛がくるのかな」というのは最後まで不安でした。
interviewer:そうですよね。
yuuriさん:ただ、24時間無痛分娩ができる病院を選んでいたので「いつ陣痛がきても大丈夫」という安心感があり良かったです。調べた病院の中には土日は無痛分娩ができないところもありましたので。
interviewer:日本はまだまだ24時間無痛分娩に対応している病院が少ないですよね。その点についてはどう思われましたか?
yuuriさん:絶対に「無痛分娩」をしたい場合、24時間対応していないのは意味がないと思いました。
interviewer:確かに。無痛分娩ができるかできないかはその日にならないと分からないということになりますからね。
yuuriさん:最後まで不安なのはイヤですよね。不安をなくしたいから「無痛分娩」を選ぶわけですから。
interviewer:絶対に「無痛分娩」をしたい人は、病院選びの際に「24時間無痛分娩に対応しているか?」ということをしっかりと確認することが大切ですね。
yuuriさん:そうですね。
つわりの辛さを思えば、陣痛の痛みは耐えられるものでした。
interviewer:ここからはお産当日のお話を伺っていきたいと思います。お産はどのような感じで始まりましたか?
yuuriさん:朝から陣痛らしき痛みがあったのですが、初めてのことでそれが本当に陣痛なのか判断がつかなかったので我慢していました。夜になっても痛みは収まらず。夫が帰宅した安堵感から涙が出てきて、やっぱり痛いので病院に電話することにしたんです。
interviewer:やはり陣痛だったのですね。
yuuriさん:普通に会話ができる状態でしたので「まだ大丈夫そうなので、もう少し自宅で待機してください」と言われたのですが、痛いし不安だったので結局病院へ行きました。19時くらいです。
interviewer:どうやって押し切ったのですか(笑)?
yuuriさん:「いや、でも・・・いや、でも・・・」という感じで(笑)。
interviewer:その時、陣痛の間隔はどれくらいでしたか?
yuuriさん:「愛育病院」では陣痛が5分間隔になったら病院に来るように言われていたのですが、その時は今思えば「5分間隔になった時もある」ぐらいの感じでしたね。でも私は「5分間隔だ!」と思ったので病院へ行きました。
interviewer:陣痛の間隔の判断は結構難しいですよね。病院に到着してからはどうでしたか?
yuuriさん:まさかの、まだ子宮口0cmでした。「この感じですと、明日の朝もまだ産まれないと思います」と言われて一度帰宅することになりました。
interviewer:帰宅された後はどのように過ごされたのですか?
yuuriさん:浅い眠りの状態で明け方まで過ごしました。朝の5時頃に痛みが増してきて、何か中央に穴が空いている物に座りたくなってお手洗いに行きました(笑)。声が出るほど痛みが強くなってきていたので病院に電話しました。陣痛の痛みでまともに話すことができなかったので、すぐに病院に来るよう指示があり、病院到着時には子宮口がすでに7cmも開いていました。
interviewer:今度は結構進んでいましたね!
yuuriさん:一度家に戻されているので「次はもう少し我慢してからの方が良いかな」「そんなにすぐには産まれないんだろうな」という思い込みもありました。いつ病院に行くのが正解だったのか、今でも分かりません(笑)。
interviewer:病院へは何時ごろ到着しましたか?
yuuriさん:朝の7時くらいです。土曜日で、ちょうど夫の仕事がお休みだったので車で病院に向かいました。
interviewer:病院に到着してからの流れを教えてください。
yuuriさん:十分に子宮口が開いていたので、病院に到着して分娩室へ直行して麻酔を入れてもらいました。そこからは本当に天国です!。痛みは全く感じず、むしろ暇なくらいでした(笑)。
interviewer:麻酔がしっかり効いたんですね。
yuuriさん:産まれてくるのは夕方くらいになりそうとのことで、夫は一旦帰宅しました。あまりに暇なので、持参したタブレットで大好きなNetflixを見ようとしたのですがWi-Fiを忘れてしまって。「あぁ残念」と悠長なことを考えていたくらいです(笑)。
interviewer:麻酔を打つまでに感じた陣痛の感想を聞かせてください。
yuuriさん:今思えば、初めに病院に行った時の陣痛は「我慢できる痛みだったな」というレベルでした。2回目に病院に行った時の陣痛のことはあまり覚えていません。痛みですごく声が出ていたことは覚えているのですが。病院に着いた時には自力で歩くことができなくて車椅子で運ばれたぐらいでした。
interviewer:それは大変でしたね。
yuuriさん:ただ私の場合はつわりがひどかったので「あの辛いつわりと比べたら、陣痛は全然耐えられる」と思います。「2度目の陣痛は耐えられるけど、つわりはもう二度と耐えられない」という感じですね。
interviewer:つわりは何ヶ月ごろから始まりましたか?
yuuriさん:一番ひどかったのは妊娠2〜3ヶ月の頃で、妊娠後期まで続きました。そのためお仕事も早くからお休みせざるをえませんでした。
interviewer:どのような症状があったのでしょうか?
yuuriさん:全く動けず、ずっと寝たきりでした。ベッドで横たわっているか吐いているか・・・。水を飲んでも吐いてしまうのでかなり辛かったです。唯一「OS-1(脱水症のための食事療法に用いる経口補水液)」が飲めたのでなんとか自宅で過ごすことができました。
interviewer:それは入院レベルのお話ですね。
yuuriさん:病院から入院も提案されましたが、つわりは入院したからといって治るものではないので。家で寝ている方がマシかなと思ったんですよね。こんなにも医療が発達しているのになぜつわりに効くお薬がないのか不思議でたまりませんでした。
interviewer:眠ることはできたのでしょうか?
yuuriさん:もう限界で、睡眠導入剤を処方してもらっていました。
interviewer:眠ることも難しかったのですね。
yuuriさん:あまりに辛くて「つわりに効くお薬がないなんて、医療の怠慢だ!」と言ってました(笑)。同じようにつわりの苦しみを味わった人はたくさんいるはずなのに、なぜ研究が進んでいないのでしょうね。やはり「医療の怠慢」だと思います!(笑)。
interviewer:確かに!何か効果的な対処方法があっても良さそうですよね。
yuuriさん:とにかくつわりで精神的にかなりダメージを受けましたね。「お腹の子が可愛い」と思えなくて、助産師さんに「大丈夫でしょうか」と相談したくらいです。そしたら助産師さんが「そういう方も多いですよ」と言ってくださって救われました。実際に産まれたらすごく可愛かったのですが、そんな風に心配していた時期もあったくらいです。
interviewer:壮絶なつわりの体験談、お話いただきありがとうございます。
yuuriさん:そんな感じでしたので、陣痛の痛みは何ヶ月も続くものではないので、つわりと比べると「全然平気」と思えました。
interviewer:「無痛分娩」にかかった時間はどれぐらいでしたか?
yuuriさん:入院当日の夜20時に産まれたので、15時間くらいだったと思います。赤ちゃんがなかなか降りて来なくて、吸引分娩になり結構時間がかかりました。
interviewer:吸引分娩になったのですね!
yuuriさん:赤ちゃんの頭が大きかったのでそれが原因なのか、麻酔の副作用なのかはよく分からないです。
interviewer:お産の最中は痛みはありましたか?
yuuriさん:痛みはありませんでした。イキんでいる感覚はありましたね。
interviewer:麻酔が切れてからの痛みはどうでしたか?
yuuriさん:ひどい痛みはありませんでした。ただ会陰切開をしたのでその傷がしみるということはありました。
interviewer:「無痛分娩」が終わってからの流れを教えてください。
yuuriさん:吸引分娩でしたので、念の為赤ちゃんはすぐに別室に連れていかれました。その後私が病室に移動したのは夜中の1時頃です。
interviewer:母子同室はいつから開始しましたか?
yuuriさん:体力に不安があったので、出産当日は預かってもらうつもりでした。でも赤ちゃんの顔を見たら可愛くなってしまって、すぐに母子同室にしてもらったんです。その日は赤ちゃんがよく寝てくれたので「可愛いな〜」とずっと眺めていました。無事に母性が出て良かったです(笑)。
退院後すぐ「産後ケアホテル」を利用してとても快適な産後を過ごしました。
interviewer:病院には何日間入院されましたか?
yuuriさん:1週間です。「愛育病院」は母乳育児の指導が手厚いことで有名なのですが「初乳」が大切ということでしっかりと入院日数がありました。私は母乳とミルクの混合にしたかったので、その意向を伝えたところ母乳育児を押し付けられることなくフォローしていただきました。
interviewer:絶対に「母乳育児」を推奨している訳ではないのですね。
yuuriさん:実は私、退院後すぐに葉山の「産後ケアホテル」に行ったのですが、それが本当に最高でした!
interviewer:「産後ケアホテル」ですか!素敵ですね。何という施設ですか?
yuuriさん:産後ケアホテル マームガーデンリゾート葉山です。
interviewer:あぁ〜!Instagramで見たことがあります!
yuuriさん:費用はそれなりにかかりますが、産後のママみんなにオススメしたいです!もっと普及してほしいと心から思います。
interviewer:費用はおいくらくらいするのでしょうか?
yuuriさん:私の選択したプランは1泊あたり4〜5万円です。推奨宿泊日数は2週間ですが費用もかかるので、私は1週間宿泊しました。
interviewer:ワォ!
yuuriさん:費用だけ聞くと、高いと思いますよね。でも実際に体験してみて、海外旅行を我慢してでも行く価値があると思えるほど良かったです。あと3泊ぐらいすれば良かったなぁと思いました。
interviewer:やはり2週間の宿泊を推奨するには理由があるんですね。
yuuriさん:最初の1週間はまずはゆっくりと産後の身体を癒すという感じで過ごしました。ヨガを初め、産後のママのためのいろんなクラスが用意されているんです。それらを楽しめるのは2週目からという感じなのでもう少し滞在したかったですね。
interviewer:ちなみに産後ケアホテルに行くことはいつ計画されたのですか?
yuuriさん:妊娠中です。つわりで外出できず、携帯で色々と検索していた時に見つけました。病院でも沐浴や授乳のことは教えてもらえますが、長くても1週間しかいられません。産後は身体も心も不安定なのでその後もサポートがあると安心できるなと思いました。
interviewer:お産の前からホテルを予約しておいて本当に良かったですね。
yuuriさん:母乳とミルクの混合で育てたいと思っていましたが、一人ではどうしていいか分からず。助産師さんに毎日細かく相談することができてとても安心できました。身体も回復して元気になっていくのを感じることができましたね。
interviewer:yuuriさんはつわりがひどかったということもあって、産後ケアホテルでのステイはご自身へのご褒美にもなったのではないでしょうか?
yuuriさん:そうですね。あのまま育児に突入していたら、産後鬱になっていたかもしれないと思います。産後ケアホテルではスタッフの方も助産師さんも、みんな優しく話を聞いてくれてサポートしてくださいました。葉山という土地は海も山もあって、素晴らしいロケーションにも癒されましたね。
interviewer:「無痛分娩」のお話に戻りまして「愛育病院」の良かったと思うポイントを教えてください。
yuuriさん:大きい病院なので健診の度に違う先生が診てくれるのですが、私はそれが良かったです。
interviewer:なぜですか?
yuuriさん:どの先生もこれまでの健診履歴を正確に把握してくださっていて「しっかりと情報共有がされているんだな」と病院の体制に信頼が持てました。
interviewer:なるほど。
yuuriさん:私は特定の人とべったりというのを好むタイプではないのでちょうど良かったです。いろんな先生の意見を聞けるというメリットもありました。
interviewer:他に良かった点はありますか?
yuuriさん:24時間無痛分娩に対応しているということと、高齢出産ということもあり、万が一に備えてNICUがあるというのも安心でした。
interviewer:ご自身が安心してお産に挑める環境は重要ですね。
yuuriさん:余談ですが、ご近所に住む「愛育病院」でお産をした人の話を事前にたくさん聞くことができたので、心の準備ができたのが良かったです。
interviewer:そのようなママさんとはどうやって繋がったのですか?
yuuriさん:MAMATALKというママ同士のマッチングアプリです。
interviewer:そんなアプリがあるんですね!
yuuriさん:産後は自然とママ友ができる機会も増えますが、妊娠中ってなかなかそういう機会がないんですよね。
interviewer:確かに!
yuuriさん:住んでいるエリアを指定して繋がりたいママを探すことができるので、近所の妊婦さんと繋がることができました。お産をした病院を記載している方もいるので「愛育病院」でお産されたママと繋がって出産について質問したのですが、みんなとても親切に教えてくれました。つわりでずっと家にこもりっきりで、寂しさもあったので家にいながらアプリを通して繋がりが持てたのは良かったです。
interviewer:アプリで繋がった方とリアルでお会いしましたか?
yuuriさん:何人かお会いしました。子ども同士が同じ月齢のママとは今もご縁が続いています。
interviewer:それは素敵ですね。「無痛分娩」の後の疲れや体力消耗はどうでしたか?
yuuriさん:ぐったりするほど疲れたという感じはなかったです。
interviewer:出産後、体力が通常に戻ったと感じたのはどれぐらいでしたか?
yuuriさん:本当に「戻った」と思えたのは1年後くらいですが、産後数ヶ月で普通に動けるようになりましたので、回復は早かったと思います。
お産方法の選択は自分の「気持ち」と「身体」を最優先に。
interviewer:「無痛分娩」をやってみてよかったと思いますか?やらなくてもよかったと思いますか?
yuuriさん:やって良かったです。
interviewer:理由を教えてください。
yuuriさん:麻酔を打った後は痛みがなかったので、出産にネガティブな記憶がありません。出産を良い想い出にできたのがとても良かったですね。
interviewer:yuuriさんが感じた無痛分娩のメリットを教えてください。
yuuriさん:陣痛の痛みを恐れずにお産に出産に臨めることでしょうか。それから先ほどお話したとおり出産を「良い想い出」にできたこと。あとは体力の回復が早かったことです。
interviewer:「無痛分娩」についてデメリットだと感じる点を教えてください。
yuuriさん:病院の選択肢が少ないことですね。それから無痛分娩費用が病院によっては高額になる点でしょうか。
interviewer:「無痛分娩」を他の方にオススメしたいと思いますか?
yuuriさん:オススメしたいと思います。私の周りはオススメをしなくてもみんな無痛分娩です(笑)。
interviewer:最後に「無痛分娩PRSS」の読者のみなさまにメッセージをお願いします。
yuuriさん:もしも「無痛分娩」について周りから反対されたりネガティブなことを言われて迷ってる方がいるとしたら「出産に向けて、どの選択が一番自分の身体と気持ちがポジティブになれるか」ということを大切にして決断をしてほしいなと思います。お産はお金もかかりますし本当に大仕事ですが、ご自身が納得できる良いお産ができたら一生のうちで1番のいい思い出になる可能性がありますから。
interviewer:素敵なメッセージをありがとうございました!