千葉県YYさん 19年前の無痛分娩体験談/飯島マザーズクリニック
3人のお子様を無痛分娩で出産されたYYさん。最初のお子さんを出産されたのは19年前(2024年現在)。実家に近くて評判が良いという理由で選んだ病院が大当たりだったそうです。そんなYYさんに病院の魅力、19年前当時の状況、出産当日に大喧嘩したエピソードなどを語っていただきました。
基本data
■年齢/49
■お住まいのエリア/千葉県船橋市
■家族構成/夫+妻+子ども(3人)
■出産施設/千葉県市原市「飯島マザーズクリニック」
■無痛分娩回数/3回
■出産費用/(確か)ほぼ0円(出産費用総額35万円 – 出産育児一時金-35万円)
■無痛分娩実施時期/2005年1月・2007年2月・2008年12月
取材時期:2024年5月
※体験談で語られている病院の金額・サービス等に関する情報は、体験者様がご出産当時の記憶によるものです。これらは時期や状況によって変わる可能性があり、現在も同じとは限りません。詳しく知りたい方は病院のホームページ等から最新情報をご確認ください。
出産時の声を聞いて恐怖。即決で無痛分娩に切り替え。
interviewer:無痛分娩を初めて知ったきっかけを教えてください。
YYさん: 無痛分娩について具体的に知ったのは、通っていた病院からの情報がきっかけですね。
interviewer: 病院でどのように知ったのですか?
YYさん: 先生から「麻酔を使ったお産方法がある」といった話を聞いたり、病院内にもそういったポスターが掲示されていました。ただ、あくまで「こういうお産もできますよ」と紹介されたぐらいで、その病院が無痛分娩を強く推奨していたという感じではありませんでした。
interviewer: なるほど。
YYさん: それまではアメリカのドラマなどを見て「麻酔を使ったお産もあるんだな」というぐらいの認識で、日本でもできるのかといった情報も一切知りませんでした。
interviewer: 最初のお子さんを産んだのは何年前になりますか?
YYさん: 今(2024年)からちょうど19年ぐらい前ですね。
interviewer: 19年前ですか。一般的に無痛分娩はほとんど知られていなかったですよね。
YYさん: ええ、あまり知られていませんでした。ちなみに「飯島マザーズクリニック」では麻酔を使ったお産を「無痛分娩という名称にしていない」と言っていました。
interviewer:そうなんですね。いま「飯島マザーズクリニック」のホームページを見てみましたが、たしかに「無痛分娩」という表記はなく「麻酔出産」と表記されていますね。
YYさん: そうなんです。
interviewer: 自然分娩も選択肢としてあったと思うのですが、どんなきっかけで無痛分娩を試してみようと思ったのですか?
YYさん: 最初は全く無痛分娩にするつもりはなかったんです。かといって昔ながらの「腹を痛めて産んでこそ・・・」という考えも特になく「普通に産めばいいじゃん、みんな経験してるし、大丈夫でしょ」と思っていました。大変そうで痛そうですが、大丈夫だろうと思っていたんです。
interviewer:なるほど。
YYさん: でも、臨月に近づいた頃の検診の日、たまたま病院の待合室の奥の方にいた時、もうすぐ赤ちゃんが生まれそうな妊婦さんが、私がいる近くの部屋に移動されてきました。その方がけっこう声を出すタイプの方で、とても苦しそうに叫ぶ声が私の耳に届いてしまったんです。
interviewer:おお!
YYさん: その声を聞いて出産がとても怖くなりました。まるでドラマや映画に出てくる事件みたいな印象を持ってしまったんです。
interviewer:それは驚いたでしょうね。
YYさん: その瞬間、一気に出産が怖くなって「私、無痛分娩にします」と先生に伝えました。
interviewer:即決したんですね。
YYさん: はい。
interviewer:先生は何かおっしゃられましたか?
YYさん: 以前から無痛分娩に関する説明は十分してもらっていたので、すんなりOKしてくれました。
interviewer:ちなみに、どんな説明をされていたのか覚えていますか?
YYさん: 「無痛分娩と言われていますが、全く痛みがなくなるわけではないんですよ。勘違いしないでくださいね。麻酔を使って痛みを和らげるだけで、痛みが完全になくなるわけではありません」といった内容を言っていたのを覚えています。また「麻酔は事前に(背中に)管を通しておいて、痛い時に必要に応じて麻酔を追加できる形で行う」といった説明も受けていました。
interviewer: しっかりと説明されていたんですね。
YYさん: 「飯島マザーズクリニック」では「自然分娩での出産を選んだ場合でも、もし痛みが我慢できなくなったら、いつでも無痛分娩に切り替えていい」と言われていました。
interviewer: 自然分娩で出産している最中に無痛分娩に切り替え可能なんですね。これができる病院って全体から見るとけっこうレアなんですよ。
YYさん: そうなんですね!私の場合は臨月近くにお願いして、無痛分娩の準備をしてもらいました。
地元で大評判の「飯島マザーズクリニック」
interviewer: 病院選びの際に「飯島マザーズクリニック」を選んだ理由を教えてください。
YYさん: 「飯島マザーズクリニック」を選んだ主な理由は、実家から近くて評判が良かったからです。「すごく良い先生だ」って。母からも「みんないいって言ってるわよ」と聞いていました。それが選ぶ際の最も強いポイントでした。
interviewer: 地元では有名なクリニックだったんですね。
YYさん: そうですね。評判もあるのですが、病院の建物がすごく派手で(笑)。道路沿いにあるので、昔からその建物の存在は知っていました。でもまさか産婦人科の病院だとは思っていませんでした。
interviewer:そんなインパクトがある外観なんですね(笑)。
YYさん: あそこが産婦人科で、しかもすごく評判が良いと聞いてとても驚いたことを覚えています。
interviewer: 無痛分娩を含めた出産費用はいかがでしたか?
YYさん: そうですね、当時はたしか出産一時金が30万か35万くらいで、その中で全ての費用が収まるようにしてくれました。
interviewer: めちゃくちゃ安いですね。その中に無痛分娩費用も含まれているんですもんね。
YYさん: そうです。後から聞いたんですが、無痛分娩代だけで10万円以上かかる病院もあるそうですね。
interviewer:そうですね。現在だと一般的にそれくらいしますね。もちろん高いところも安いところもありますが。
YYさん: 「飯島マザーズクリニック」は自然分娩だと30万円でお釣りが来るぐらいのイメージ。私のように無痛分娩をした場合は35万円でちょうど収まるくらいの費用感でした。その時も、非常に安いと感じましたね。
interviewer: パートナーや親御さんに無痛分娩を選ぶと伝えた時、どのような反応がありましたか?
YYさん: 19年前のことなので詳しくは覚えていませんが、反対された記憶はありません。夫も昔ながらの考えの人で「腹痛めて産むべき」というタイプですが「私がそう決めたのだから」と言うと「それで安心できるならいいんじゃないか」と受け入れてくれました。安全性については大丈夫なのか聞かれた記憶がありますね。
interviewer:夫さんは昔ながらの考え方なんですね。でもすんなりと受け入れてくれて良いですね。
YYさん: 夫は「THE昭和の男」ですね。お姑さんや私の母も「大丈夫だろうか?」と考えていたのかな。みんな無痛分娩に大賛成というわけではなかったと思いますが、私の決定を尊重してくれました。
interviewer:当時、無痛分娩は一般的ではなかったと思いますが、YYさんご自身が安全性に関して心配することはありましたか?
YYさん: 今思えば不思議なぐらい心配はなかったですね。先生からきちんと説明してもらっていて、赤ちゃんに影響がなさそうだと感じましたし、麻酔を入れる手順についても理解していました。また、硬膜外麻酔を入れるのは難易度が高いと聞いていましたが、麻酔科の医師が適切に管理していれば大丈夫だと思っていました。
interviewer: 他に不安なことや疑問に思ったことはありましたか?
YYさん: 「 麻酔がかかった状態で本当に産めるのかな?」と思いました。また「陣痛が来たときにどうやって産む感覚を認識するんだろう?」という疑問もありました。
interviewer: たしかに。
YYさん: はい、それに麻酔を打つこと自体が痛いと聞いていたので「麻酔と出産のどちらが痛いのか?」とも思いました。
interviewer:たしかに麻酔を打たれる痛さって想像できないですね。
YYさん: 「飯島マザーズクリニック」では「耐えられるなら麻酔を使わなくてもいい」「痛い時にはいつでも麻酔を入れられるので、痛くなければそのまま(自然分娩で)産んでいい」とのことでした。実際に自然分娩と同じ状態をセッティングしておいて、出産時にどちらでも選べるようにしてくれました。
interviewer: なるほど。
出産当日、夫婦で大喧嘩勃発!
interviewer: 出産自体は計画無痛分娩ではなく、自然に陣痛が来てから病院に行って産むといった流れでしたか?
YYさん: はい、その通りです。
interviewer: 出産当日のお話を聞かせて下さい。
YYさん: はい。私は出産の前の日から陣痛が来ていたようなんですが、気づかなかったんです。
interviewer: そういうケースもあるんですね!
YYさん: 出産した日は、普段より痛みがひどかったのですが、そこまで気にせずに夫と買い物に行っていました。後からわかったのですが、それが陣痛だったんです。
interviewer: おお!なんで気づかなかったのですか?
YYさん: 以前からお腹の張りと痛みがいつもあったんですよ。だからその日も普通に「痛いな」と思いながら過ごしていました。ところが、夜になって激痛になってきたんです。
interviewer:あらー。
YYさん: 当時私たちが住んでいた場所は「飯島マザーズクリニック」から遠かったんですよ。夫は「もう夜だから、とりあえず夜中になる前に実家に移動しておいた方が良い」と主張したのですが、なぜか私は怖くなって「実家に行かなくても大丈夫」と言い張ったんです。
interviewer:え!なんでですか!?
YYさん: なぜなんでしょう(笑)。急に出産がリアルに感じられて怖かったのかもしれません。それで夫と大喧嘩になりました。
interviewer:陣痛が来てから大喧嘩!
YYさん: 私の主張は「今は安らかに眠りたい」。夫は「深夜になる前に移動しといた方がいい」と主張して、ずっと押し問答の大喧嘩。でも、そうこうしているうちに出血してきちゃいまして。
interviewer:おおお。
YYさん: ちょうど、少し前に出産した友人がいたので、震えながら「なんか血が出たんだけど・・・」って電話したら「はい!それはお記しだからもう病院に行って!」と言われました。
interviewer:はい!
YYさん: 夫からは「だから言ったじゃないか!」みたいな感じで怒られて、また喧嘩して。
interviewer:また喧嘩(笑)
YYさん: 2人とも、この状況が怖かったから喧嘩になっちゃったんだと思います(笑)。
interviewer:なるほど(笑)
YYさん: そして病院にも電話して状況を伝えたら「すぐ来て下さい」って言われたので、ようやく移動することになりました。
interviewer:やっと病院行くんですね。
YYさん: 結局、病院についたのが夜中の2時ぐらい。そして翌日の16時くらいに産まれました。
interviewer:病院についてから生まれるまではどんな流れだったのでしょうか?
YYさん: あんまり覚えてないんですよね。しばらくは寝たり、麻酔入れたり、説明受けたり、母がやってきて話したりといった感じだったと思います。
interviewer:19年前ですもんね。
YYさん: 時間はかかりましたが、長時間苦しんだような覚えはなかったので、それなりにお産は順調だったと思います。 だからか、今でも夫には「お前は4回ぐらいしかイキんでない」と言われます。しかも無痛分娩だったから、子どもを産んだことを尊重されていないと感じますね(笑)。
interviewer:・・・(なんてコメントしていいかわからない)。
YYさん: 感謝されることもなく、まるで大したことがなかったかのように扱われています(笑)。
interviewer:(苦笑い)
YYさん: ちなみに今日も「無痛分娩についてのインタビューを受ける」と伝えたところ「ちょろいもんだったろ」と言われました。
interviewer:夫さん、こんなに時代が変わったのに、姿勢が一貫してますね(笑)。
YYさん: 「その点に関しては一生恨んでいることをインタビューで話す」と言っておきました。
interviewer:ワイルドな会話ですね(笑)。
YYさん: まぁ、でも、実際とても安産だったんですよ。初めての出産だったのにも関わらず。
interviewer: すごく安産だったということですが、実際の痛みはどれくらいだったんですか?
YYさん: 麻酔なしの時のMAXの陣痛の痛みが10だとしたら、2ぐらいまで減りました。
interviewer:ずいぶん減りましたね。
YYさん: 無痛分娩で本当に良かったと思いましたね。痛みも完全になくなったわけではないので、陣痛の痛みの波が来るのも感じることができました。
interviewer:それは、かなり楽になったということですね。
YYさん: はい。全体的に普通の出産よりずっと楽だったと思います。痛いのは痛いんですが、耐え難いものではなかったです。
interviewer: 無事に出産を終えて、麻酔が切れた後はどうでしたか?痛みはありましたか?
YYさん: はい。麻酔が切れた時のために、痛み止めの錠剤をもらっていたように思います。
interviewer: はい。
YYさん: 痛み止めを飲んでも痛いことは痛かったですが、耐えられる程度で、特に苦しい思い出はありませんね。
interviewer: 出産から退院まではどのくらいかかりましたか?
YYさん: 5日間でしたね。
治療もサービスもハイクオリティでした。
interviewer: 病院の良かったポイントをいくつか教えてもらえますか?
YYさん: まず、先生がとても丁寧に説明してくれたことですね。評判通り、先生はとても信頼できる方でした。病院の外観やインテリアは私の好みではなかったのですが(笑)、サービスは非常に行き届いていました。
interviewer:具体的には?
YYさん: 特に妊婦さんとその家族を非常に大切にしてくれるところが素晴らしかったです。例えば、超音波の映像を3Dで見ることができ、性別もすぐに分かるシステムでした。また、そのエコー画像をアルバムのように保管できるサービスも提供していました。
interviewer:充実していますね。
YYさん: また、 生まれた直後の産声を録音したメロディカードと足形や、赤ちゃんの名前が決まったら、名前が刺繍されたブランケットをプレゼントしてくれました。これもちょっとした記念品になっています。
interviewer:手厚い!
YYさん: 看護師さんもとても優しく、エステサロンやマタニティビクス、プールなどの施設も完備されていて、活用できました。親子教室もあり、お父さんにもお腹の重さを体験してもらう教育ツールがありました。
interviewer: 今はそういうクリニックもありますが、19年前なのにかなり充実していますね。
YYさん: 教育にも力を入れていて、産後はエステでフェイシャルのケアを受けたり、骨盤矯正もしてもらえました。食事も、入院中は部屋で食べますが、レストランでフルコースや中華、フレンチ、和食を楽しむこともできました。食事は非常に美味しくて、おやつも素晴らしかったです。入院中のパジャマは、病院で用意されたものを毎日新しく提供してくれたので、家族に洗濯を頼む必要がありませんでした。
interviewer:費用も安いし、本当に行き届いたサービスで、食事も美味しかったと。デザインやインテリア以外は完璧だったんですね。
YYさん: 本当に、パーフェクトな体験でした。
interviewer: 事前にもっとやっておけばよかったと思うポイントはありますか?
YYさん: 眠くなったり、お腹が張ったりしたので、運動はもっとやっておけばよかったかなと思います。でも、病院選びに関しては運が良かったと思います。何もわからない状態で、たまたま実家の近所というだけで選んだ病院が、本当にいい病院だったので、ものすごくラッキーでした。
interviewer: たしかに、ここまで費用もお安く、充実したクリニックは今でもなかなかないかもしれません。
YYさん: もし病院が良くなかったら、もっと事前に病院について調べたり、比較したりしていたかもしれません。
interviewer: 確かに「飯島マザーズクリニック」じゃなかったら、色々と状況が異なっていた可能性が高いですよね。
YYさん: そうですね。そして無痛分娩をしていなかったら、2人目、3人目の出産にも影響していたかもしれません。1人目の出産が非常に楽しく、思ったよりも楽に産むことができたので、2人目、3人目を産んでも大丈夫かなと思うことができました。
interviewer: 出産後、疲れや体力の消耗に関しては関してはいかがでしたか?
YYさん: 3人とも無痛分娩での出産だったので、自然分娩との比較はできないのですが、体力的には大きな問題はありませんでした。ただ、知り合いには48時間陣痛に苦しんだ人もいて、そういった場合は産後にかなり疲れが残ると思いますが、私の場合はそういったことはありませんでした。出産後もすぐに赤ちゃんの世話ができるくらい体力に余裕がありました。
interviewer: それは素晴らしい!
YYさん: 産後はとても元気で、すぐに赤ちゃんを迎えに行ったり、一緒に寝たりすることができました。病院食も美味しかったし、訪れた人と楽しく会話できるくらいでしたから、産後のダメージはほとんどなかったですね。
interviewer: 産前の体力に戻ったなと感じたのは産後どれくらいでしたか?
YYさん: 約1ヶ月で戻ったと思います。特に大きなダメージは感じませんでした。ただ私は出血が多いタイプだったみたいで、身体の中に血の塊が残ってしまい、それが原因で発熱したりすることがありました。
interviewer:そういうこともあるんですね。
YYさん: そのため病院に再度行って薬をもらうこともありましたが、それもすぐに対応してもらえたので、大きな問題にはなりませんでした。
interviewer:それは良かった!
YYさん: 病院のサポートも手厚く、何かあればすぐに対応してもらえたので、とても安心できましたね。看護師さんもベテランの方が多く、すぐに的確なアドバイスをもらえる環境が整っていました。
今思えば、すごく先進的な病院でした。
interviewer: YYさんが感じた無痛分娩のメリットについて教えてください。
YYさん: 出産に怯えることなく、安心して臨めることが一番のメリットですね。特に私は「恐怖感を持って出産するのは良くない」と思っていたので。特に初めての出産は不安が大きいですから、その不安を取り除けるのは大きなメリットだと思います。
interviewer:たしかに。
YYさん: また、一度つらい出産を経験すると、次の出産の時にその恐怖がよみがえってくることもあると聞いたことがあります。そういう意味でも、無痛分娩だったからこそ次の出産も前向きに考えることができるようになりました。
interviewer: では逆に、無痛分娩のデメリットだと思うことはありますか?
YYさん: デメリットは感じませんでした。無痛分娩は高額だと言われることが多いですが、私が利用した「飯島マザーズクリニック」は費用がとても安かったから。後で考えると「本当にあの金額でやってもらって大丈夫だったのかな」と思うほどです。もちろん安いからと言って治療・サービスの質に問題を感じることはありませんでした。
interviewer:「飯島マザーズクリニック」は本当に安いし、サービスも手厚いと思います。
YYさん: 強いてデメリットを挙げるとするなら、日本の昔ながらの価値観から「お腹を痛めなかったんだね」という無言の圧力をかけられる可能性があるということでしょうか。
interviewer:YYさんはそのような圧力を感じることはありましたか?
YYさん: 私は特に感じることはありませんでした。当時から友人たちには「その方法(無痛分娩)を選んでよかったね」と言われることが多かったです。私の出産の話を聞いて、実際に無痛分娩で出産した友人もいます。
interviewer:無痛分娩が一般的になり始めたのはここ数年ですが、YYさんが無痛分娩をされた当時はあまり知られていませんでしたよね?
YYさん: そうですね。以前は「無痛分娩って何?」という反応が多かったです。
interviewer:19年前ですもんね。
YYさん: 今思えば「飯島マザーズクリニック」は新しいものを積極的に取り入れるタイプのクリニックだったんだと思います。
interviewer: 早い段階で無痛分娩を導入したこと以外にも、そう感じた点はありますか?
YYさん: 例えば、マタニティビクスが早い段階で導入されていたと思います。
interviewer: 最近はマタニティビクスやヨガなども一般的ですが、19年前にそういったプログラムを行っていた産婦人科クリニックは少なかったかもしれませんね。
YYさん: 他にも妊婦さんが利用できるプールがあったり、骨盤矯正なども提供していました。骨盤矯正も最近はよく聞きますが、当時はそんなに一般的ではなかったように記憶しています。
interviewer: めちゃくちゃ充実していますね。
YYさん: 私は「飯島マザーズクリニック」しか知らないので、それが普通だと思っていましたが、今思うとかなり先進的な病院だったと感じています。
interviewer: たしかに。
YYさん: 私の友人が都内のいわゆる芸能人御用達の病院で出産したんですよ。出産後にお見舞いにいったのですが「飯島マザーズクリニック」の方が先進的なことをやっているなと感じたこともあります。
interviewer: ありがとうございます。最後にこれから無痛分娩を考えている方々にメッセージをお願いできますか?
YYさん: 私はたまたま運が良かったのですが、病院選びや医師選びは非常に重要だと思います。医師の評判や病院の方針をよく理解し、信頼できると感じたら無痛分娩を選ぶべきだと思います。また、万が一無痛分娩を選ばなかったとしても、その選択肢があるだけで心の準備が違うため、心理的に大きな支えになるはずです。
interviewer: 本日は貴重なお話、ありがとうございました!
YYさんは広告デザイナーとして活動中
今回お話を伺ったYYさんは、千葉県船橋市を中心に広告デザイナーとして「Happy Design 株式会社」を経営されています。女性をターゲットとする広告物(チラシ・パンフレット etc…)の制作を得意としており、店舗・施設などの広告物を丸ごとお願いすることも可能です。実績は下記のホームページからご覧いただけます。
■Happy Design 株式会社
https://happy-design.jp/