東京都T.Aさん 「無痛分娩」のラクさに驚愕/小川クリニック
元保育士で子どもが大好きなT.Aさん。将来は自分も子どもが欲しいけれど、痛みに弱いためお産が怖かったとのこと。「無痛分娩」を知り、いつかお産をする時は「無痛分娩」にしようと決めていたそうです。予定日前日に陣痛を誘発するために4階までの階段を10往復以上!努力の甲斐あって帝王切開を免れ無事に「無痛分娩」でのお産となりました。そんなT.Aさんの無痛分娩体験談を伺いました。
【基本data】
■name/T.Aさん
■年齢/35
■お住まいのエリア/東京都板橋区
■家族構成/夫+妻+子ども(1人)
■出産施設/医療法人社団 小川クリニック
■無痛分娩回数/1回
■無痛分娩費用/約30〜50万円(部屋代、食事代、無痛分娩費用の合計)
■無痛分娩実施時期/2021年4月
取材時期:2024年6月
※体験談で語られている病院の金額・サービス等に関する情報は、体験者様がご出産当時の記憶によるものです。これらは時期や状況によって変わる可能性があり、現在も同じとは限りません。詳しく知りたい方は病院のホームページ等から最新情報をご確認ください。
コロナ禍で里帰りができなかったので、自宅から近い個人病院を選びました。
interviewer:本日はよろしくお願いいたします。
T.Aさん:よろしくお願いいたします。
interviewer:お住まいはどちらですか?
T.Aさん:出身は福島県ですが、今は夫の実家がある東京都板橋区に住んでいます。
interviewer:お産はどちらの病院でされましたか?
T.Aさん:隣の豊島区にある「小川クリニック」という個人病院でお産をしたのですが、現在はお産は取り扱っていないようです。
interviewer:出産費用はおいくらでしたか?
T.Aさん:資料を紛失してしまって具体的な数字は分からないのですが、自己負担額が30〜50万円くらいでした。
interviewer:「無痛分娩」を知ったきっかけを教えてください。
T.Aさん:元々子どもが好きで、いつかは子どもが欲しいと思っていました。ちなみに前職は保育士です。私はとにかく痛みに弱いので、お産が怖かったのですが「無痛分娩」というものがあることをテレビか何かで知りました。それで「産むときは絶対に無痛分娩にしよう!」と高校生の頃に決めていたんです。
interviewer:10代で既に決断されていたのですね。「お産は痛いもの」と思うきっかけは何かありましたか?
T.Aさん:母が私を産んだ時に帝王切開だったからかもしれません。子どもながらに、母の帝王切開の傷跡を見る度にあまり良いイメージがなくて「お産=大変」と思っていました。ですので、どちらかというとお産に感じてはネガティブなイメージを持っていましたね。
interviewer:なるほど。
T.Aさん:あと、お産の痛みを「鼻からスイカ」とよく例えますよね。私は注射が嫌いで、血を見るのも嫌いなので「自分にお産は無理だ」と思っていました。でも「無痛分娩」を知って、当時100万円くらい費用がかかると言われていましたが、それでも「大人になったらやろう」と思いましたね。
interviewer:「無痛分娩」を知ったおかげで、お産を諦めずに済んでよかったですね(笑)。
T.Aさん:そうですね。高校生の頃から周りに宣言してたみたいで、高校の同級生にお産を報告した際に「絶対無痛分娩で産むって、高校生の時から言ってたもんね」と言われました(笑)。自分ではそんなことを言っていたことなんて忘れていました。
interviewer:「無痛分娩」を選んだ理由は他にもありますか?
T.Aさん:ちょうどコロナ禍でのお産だったのですが、県を超えての移動が制限されていたので里帰り出産という選択肢がなかったんですね。結果的に「無痛分娩」にしたことで産後のリカバリが早くて助かりました。
interviewer:ちょうどコロナ真っ只中だったのですね。
T.Aさん:里帰りで福島の病院でお産をするには、コロナの陰性証明が必要だったり、そもそも県外の人は受け入れないという病院もありました。
interviewer:はい。
T.Aさん:田舎ということもあって「この時期に東京から帰ってきたの?」という風に冷たい目で見られる雰囲気もあったので。
interviewer:確かに、そういう時期がありましたよね。当時お産をされたみなさんは本当に大変だったと思います。
T.Aさん:「マスクもない、消毒液もない、救急車もない」という時期だったので里帰りは無理でしたが、仮にできたとしても地元の福島県には「無痛分娩」ができる病院が少ないので選択肢は限られたと思います。
interviewer:病院はどのような基準で選びましたか?
T.Aさん:自宅から近くて「無痛分娩」の実績が豊富なところを選びました。口コミも重視しましたね。
interviewer:他にはありますか?
T.Aさん:あとは、コロナ感染が不安だったので個人病院にしました。大学病院のような大きな病院はたくさんの人が出入りするので感染リスクも高まるのではと思って避けました。
interviewer:なるほど。
T.Aさん:「小川クリニック」の先生はご年配ですがベテランなのでその点も信頼できましたね。他には施設が比較的綺麗だったことと、ご飯が美味しいという理由もありました。
子宮口が3cm開くまで陣痛の痛みに悶えました。
interviewer:お産は計画無痛分娩ですか?それとも自然陣痛を待ってからの「無痛分娩」でしょうか?
T.Aさん:自然に陣痛が来てからの出産でした。予定日を10日過ぎても産まれない場合は帝王切開になると言われていて「それだけは絶対避けたい!」と思いました。
interviewer:計画無痛分娩の方が良いとは思わなかったですか?
T.Aさん:思わなかったですね。私が調べたいくつかの病院は、1人目は自然陣痛を待つというところが多かったので「そういうものかな」と思いました。
interviewer:特にこだわりはなかったのですね。
T.Aさん:そうですね。子宮口が3cm開けば麻酔を打ってくれるというお話だったので、その程度であれば耐えられるレベルだろう思いました。実際は思ったよりも遥かにキツかったのですが(笑)。
interviewer:費用は自己負担が約30〜50万円とのことでしたが、どのように感じましたか?
T.Aさん:100万円でも覚悟を決めていたくらいなので「安い」と思いました。昔と違って費用も安くなりましたよね。ただ、仮に100万円かかったとしても迷いなく「無痛分娩」にしたと思います。そのために頑張って働いていたようなものですから(笑)。
interviewer:計画的に準備されていて素晴らしいです。
T.Aさん:お産の痛みが軽減するなら、支払いは惜しくないと思えました。それくらい、本当に痛みが嫌だったんです(笑)。
interviewer:すごく強い意思を感じます(笑)。
T.Aさん:実際に無痛分娩を終えてみて、満足いく内容だったので改めて「安かった」と思いましたね。
interviewer:「無痛分娩」について周りの反応はいかがでしたか?
T.Aさん:夫は特に反対などなく、費用についても「それぐらいならいいよ」という感じでした。でも実は、実母と義理の両親には「無痛分娩」のことは言っていないんです。
interviewer:それはなぜですか?
T.Aさん:なんとなく反対されると思ったからですね。実家は福島の田舎のエリアなので「無痛分娩」に対して良いイメージがないかなと思ったり、やはり「出産は痛みに耐えてこそ」という考えもあるかもしれないと思いました。
interviewer:お産方法については聞かれなかった感じでしょうか?
T.Aさん:帝王切開かそうでないかを聞かれただけだったので「普通に下から産んだよ。12時間くらいかかった」とだけ報告しました(笑)。「無痛分娩」自体を知らないんだと思います。コロナ禍で面会もできなかったので、報告はテレビ電話やLINEで写真を送るくらいで、お産の詳しい経緯までは母は知りません。
interviewer:「無痛分娩」について不安や疑問はありましたか?
T.Aさん:やはり、医療ミスの記事を見た時にはとても不安になりました。「もし意識が戻らなかったらどうしよう」とか「麻酔の針が間違った箇所に刺さって麻酔液が胎児に悪影響を与えたらどうしよう」など。周りに「無痛分娩」をした人がいなかったし、コロナ禍ということもあり色々と不安でしたが、先ほどお話したとおり病院と先生を信頼して「ここで産む」と決めたので、その後は覚悟を決めて気持ちを切り替えました。
interviewer:ここからはお産当日のお話を伺いたいと思います。お産はどのように始まりましたか?
T.Aさん:出産予定日前日に、先生から「陣痛が来るように運動してください」と言われたんですね。階段昇降が良いと聞いたので、自宅マンションの階段を4階まで登ったり降りたり10往復以上しました。
interviewer:めっちゃ元気!
T.Aさん:とにかく帝王切開になるのが嫌で嫌で(笑)。お腹の子どもにも「もうすぐ出産予定日だから出てきていいよ」とずっと言い聞かせてました。そうすると、その日の夕方頃から生理痛のような痛みが始まり夜には明らかに陣痛の痛みへと変わりました。
interviewer:運動効果抜群でしたね。
T.Aさん:夜中の12時頃に病院に電話して「これは、そろそろ始まるんですかね」と聞いたんです。普通に会話ができる私の様子から「本陣痛の痛みはそんなもんじゃないので、まだ大丈夫だと思います」と言われました(笑)。「もっと痛みが増して、悶えるくらいになったら電話してください」と言われたので、その後頑張って我慢して、陣痛が10分間隔になるまで待ちました。それが朝方5時頃です。
interviewer:耐えましたね!
T.Aさん:「これは悶えるくらい痛いぞ!」と確信を持って、陣痛タクシーを呼びました。「小川クリニック」までは車で5分程です。でも病院に到着したら安堵感からか痛みが弱まってしまったんです。「これは死ぬぐらい痛い!」と思っていたのに(笑)。そういう人は多いみたいです。
interviewer:病院に着くと安心しますよね。
T.Aさん:陣痛の間隔を測定して、子宮口の開き具合を見てもらったら「陣痛はまだ少し弱いですね。子宮口の開きはおまけして2cmぐらい」と言われました。
interviewer:おまけして!(笑)。
T.Aさん:それで一度家に帰されてしまったんです。
interviewer:え〜!どうやって帰ったんですか?
T.Aさん:乗ってきた陣痛タクシーにそのまま待機していただいていました。
interviewer:それはスムーズでよかったですね。
T.Aさん:6時頃に帰宅して、また陣痛の痛さに悶えましたね。「もう無理!さすがにこれは3cmは開いただろう」と思って9時に病院に行きました。
interviewer:今度はどうでしたか!?
T.Aさん:「まぁ、いいでしょう」という感じで入院の許可がおりました。
interviewer:基準が厳しめですね(笑)。
T.Aさん:厳しかったですね(笑)。どうやらその日は特に出産が立て込んでいたようでした。私は1人目のお産でまだ子宮口も十分に開いていなかったので、すぐには産まれないだろうとの判断だったようです。妊娠の経過も順調で全く問題がなかったので特に心配されることもありませんでした。
interviewer:母体にリスクがないのは良いことですよね。でも、たまたま同じ日にみんな産気づいちゃったんですね。
T.Aさん:そうなんです。関係あるのか分かりませんが、ちょうど嵐の日でした。
interviewer:満月の日はお産が多いと聞きますので、嵐も関係あるかもしれませんね。
T.Aさん:そうですよね。とにかく陣痛ラッシュで院内がバタバタしていました。
interviewer:2度目は無事に入院できてよかったです。
T.Aさん:入院してすぐ麻酔を入れて、午後3時に産まれました。
interviewer:おー!早いですね。お産のトータル時間は何時間ですか?
T.Aさん:陣痛の開始からなので、母子手帳には12時間と記載されています。
interviewer:麻酔を打ってからの痛みはどうでしたか?
T.Aさん:もう、すごく楽でした!眠れるくらいです。
interviewer:痛みに悶えていたのが一変したんですね。麻酔の力ですね。
T.Aさん:本当に、驚くほど痛みがなくなりましたね。麻酔を入れてからは、看護師さんが常に隣についてくださってお腹の張りや子宮口の開きをチェックしてくれました。
interviewer:それはとても安心できますね。陣痛の痛みについての感想を教えてください。
T.Aさん:子宮口が3cm開くまでの痛さは想像を絶するものでしたね。「えっ!こんなに痛いなんて聞いてないよ!」と思いました(笑)。それでもまだ「3cm」なんですよね。自然分娩の方と比べたら3cm程度の痛みなんて大したことないとは思うんですが、それでも痛かったですね。
interviewer:痛みに対しての耐性は人それぞれですからね。
T.Aさん:そうですね。陣痛の最中は「早く3cmになれ〜!」とひたすら祈っていました。
interviewer:「3cmになれば入院できる!3cmになれば麻酔が打てる!」ですね。
T.Aさん:もう、その一心で耐えて抜いた感じです。
出産!先生の適切なアドバイス
interviewer:無痛分娩の最中、痛みはありましたか?
T.Aさん:イキんだ際に少し痛みを感じたくらいで、全くと言っていいほどなかったです。「あなたは痛みに弱いから、特別にもう1本おまけして麻酔を打ってあげる」と言われて麻酔を追加してもらっていました。
interviewer:オマケ!でもそのおかげで麻酔がしっかりと効いていたのですね。上手にイキむことはできましたか?
T.Aさん:イキむ感覚がなくなるほど麻酔が効いている場合は、一時的に麻酔を弱めることもあると聞いていたのでそれは避けたいと思っていました。子宮口全開、12cmの痛みなんて想像を絶するに違いないですから。
interviewer:「子宮口3cm」の時の痛みを基準とすると、4倍どころの痛みではないはずだと。
T.Aさん:死ぬ程の痛みレベルに違いないから、どんなに感覚がなかったとしても「絶対に産むんだ」と思って真剣にイキみました。吸引分娩も避けたいと思っていたので、頑張りました(笑)。
interviewer:上手くイキめなければ麻酔を止められてしまうと思ったんですね。
T.Aさん:先生に「丹田に力を入れる感じ。便秘のうんちを出す感じでイキんでください」と言われました(笑)。私、昔から便秘がちなんですね。「あぁ、この日のための便秘だったんだ!」と思いました(笑)。
interviewer:先生、すごく的確なアドバイスでしたね!
T.Aさん:「便秘の痛みを想像して産んでください」と言われたので、実践してみたらすごく上手だと褒められたんですよ(笑)。これが本当にうまくいったみたいで、スルンっと産まれました。
interviewer:これまでの便秘の経験が役に立ったんですね(笑)。
T.Aさん:力みすぎるとお産が進まないし、弱すぎてもダメ。まさに便秘と同じです(笑)。私にとってはすごく良いアドバイスでした。
interviewer:麻酔が切れた後の痛みはどうでしたか?
T.Aさん:胎盤が出る時も痛みは感じませんでした。麻酔が切れて最初に痛みを感じたのは約12時間後で、後陣痛の痛みを少し感じたくらいです。あとは会陰切開の痛みがあって円座クッションを使用したのと、ちょっとした筋肉痛がありました。
interviewer:自然分娩とあまり変わらない感じですね。
T.Aさん:陣痛の痛みがすごすぎたので、後陣痛や会陰切開の痛みは大したことないと思えたのかもしれません。
interviewer:なるほど。
T.Aさん:またうんちのお話になるんですが(笑)。会陰切開した後、最初に排便するのがすごく怖くてなかなかできなかったんですよね。「縫ったところが裂けるんじゃないかと不安で」 と看護師さんに言ったら「切れないから普通にして大丈夫ですよ」と笑われましたけど。
interviewer:自分のおまただけど、どうなっているのか見えないので怖いですよね。
T.Aさん:そうなんですよね。産後はそれが怖かったくらいで、順調に回復した方だと思います。
interviewer:赤ちゃんが生まれてくる時の感覚はありましたか?
T.Aさん:ありました。
interviewer:どんな感じでしたか?
T.Aさん:なんだか、にゅるっとした感じです(笑)。本当に微かですが、お腹の下あたりを通って出ていく感覚がありました。
interviewer:「無痛分娩」が終わってからの流れはどのような感じでしたか。
T.Aさん:産まれてからの記憶が曖昧なのですが「小川クリニック」は母子別室で、母体の回復を優先してくださいという感じでした。そこまでスパルタではなかったので、想像していたよりも大変ではなかったと記憶しています。
interviewer:産後すぐは結構休めた感じですね。
T.Aさん:そうですね。産後3日目くらいから母子同室になりました。赤ちゃんのお世話については「大変なんだろうな」と身構えていましたが、実際にやってみると思ったほど大変ではなかったです。保育園で0歳児を持った経験があったのでそれが役に立ったように思います。
interviewer:それは職業柄ならではのお話ですね。
T.Aさん:赤ちゃんのお世話よりも、授乳が上手くいかなくてとても大変でした。おっぱいが張って助産師さんにマッサージをしていただいたり、乳首が切れるので授乳が終わる度に保護クリームを何度も塗っていました。乳首を保護するニップルシールドというものも使ってみましたが、子どもが上手く吸いつけませんでした。産後はそういった痛みの方が記憶に残っています。前もって乳首の保護クリームを買っておいて本当に良かったです。
interviewer:準備万端ですね!
T.Aさん:先輩ママから色々と聞いていて「とにかく乳首切れるよ」と言われていたので(笑)。
interviewer:入院は何日間でしたか?
T.Aさん:確か、5〜7日くらいでした。
interviewer:「無痛分娩」の後の疲れや体力消耗はどのような感じでしたか?
T.Aさん:夜間に睡眠が取れないのが辛かったくらいでしょうか。夫が「寝ていいよ」と言ってくれたのですが、やっぱり赤ちゃんの声で目が覚めちゃうんですよね。
interviewer:お母さんの本能ですよね。出産後、体力が通常に戻ったなと感じたのはいつ頃でしたか?
T.Aさん:半年くらいだと思います。完全に元に戻ったと思えたのは生理が再開した時です。産後1年くらいで、ちょうど卒乳も同じ頃でした。生理を機に「やっと落ち着いたかな」という感覚になりました。
「無痛分娩」で身体のリカバリが早くて助かりました。
interviewer:「小川クリニック」の良かったポイントを教えてください。
T.Aさん:ご飯が美味しいことと、個人病院なので担当してくださる先生が最初から最後まで同じなので安心です。初めて心音を確認してから出産まで同じ先生が診てくださったのは良かったですね。
interviewer:それは大きな安心ポイントですね。他にはありますか?
T.Aさん: 先ほどお話した通り、先生がご年配で大ベテランなんですよね。とても淡々としてる方なのですが、経験と豊富な知識で冷静な判断をしてくださいます。淡々とした感じが合わないという方もいらっしゃるかもしれませんが、私は丁寧に診てくださっていると感じることができて好印象でした。
interviewer:「無通分娩」をやってみてよかったと思いますか、やらなくてもよかったと思いますか?
T.Aさん:私は100%やって良かったと思っています。もちろんリスクはありますので、考え方は人それぞれだと思いますが私は絶対おススメします。お金がかかったとしても!
interviewer:T.Aさんが感じた「無痛分娩」のメリットを教えてください。
T.Aさん:メリットはやはり産後の回復が早いことでしょうか。「無痛分娩」のおかげで里帰り出産をしなくてもなんとかなったと思っています。本当に楽だったので、もし2人目のお産があったとしたら次も「無痛分娩」にします。
interviewer:コロナ禍で大変な中、里帰りなしでお産と産後を乗り越えられて凄いです!
T.Aさん:「無痛分娩」を知らない人もまだ一定数いらっしゃるんでしょうか。
interviewer:そうですね、まだまだいると思います。ただ、以前よりも認知度は格段に上がってきています。
T.Aさん:そうなのですね。日本特有の「痛みに耐えてこそ」みたいな考えが「無痛分娩」の普及に影響しているのかもしれませんね。
interviewer:最後に「無痛分娩PRESS」の読者のみなさまに何かメッセージをいただけますでしょうか。
T.Aさん:「無痛分娩」についてネガティブなイメージもあるかもしれませんが、実際にやってみたらそのラクさには驚愕すると思います。特に、子どもは欲しいけどお産の痛みが怖い人、それから痛みに弱い人にはとてもオススメです!
interviewer:本日は貴重な「無痛分娩」体験談をお聞かせいただき本当にありがとうございました。
インタビュー・文:佐藤和代