東京都Nさん 4人のお子さんを無痛分娩で里帰り出産/塩塚産婦人科
4人のお子さん全員を無痛分娩で出産されたNさん。1人目はお産が長引いてしまい陣痛の痛みを味わうことになったそうです。2人目は無事「無痛分娩」成功。3人目、4人目は・・・?!Nさんの4回の無痛分娩体験談をお伺いしました。
【基本data】
■name/Nさん
■年齢/妻_38 夫_46
■お住まいのエリア/東京都墨田区
■家族構成/夫+妻+子ども(4人)
■出産施設/塩塚産婦人科(厚木市)
■無痛分娩回数/4回
■出産費用総額/約8万円(基本費用:約48万円 + 無痛分娩費用:約2万円 ー 出産育児一時金:約42万円)
■無痛分娩実施時期/2012年10月、2014年5月、2017年9月、2021年1月
取材時期:2023年2月
無痛分娩費用は2万円でした
interviewer:本日はどうぞよろしくお願いいたします。
Nさん:よろしくお願いいたします。
interviewer:お仕事は何をされていますか?
Nさん:薬剤師をしています。
interviewer:現在は育児休暇中ですか?それとも職場復帰されていますか?
Nさん:フルタイムで職場復帰しています。産後10ヶ月までは私が育児休暇を取得し、その後は交代で夫が育児休暇を取得してくれました。
interviewer:ご夫婦の連携が素晴らしいですね。Nさんは4人のお子さんがいらっしゃるとのことですが、全員を無痛分娩で出産されたのですか?
Nさん:はい。全員無痛分娩です。
interviewer:すごいですね!お産をされた病院はどちらでしょうか?
Nさん:「塩塚産婦人科」という病院です。4人ともそちらで出産しました。
interviewer:Nさんが「無痛分娩」を知ったきっかけを教えてください。
Nさん:たまたま「塩塚産婦人科」が無痛分娩をできる病院だったんです。
interviewer:妊婦健診に通い始めてから知ったという感じでしょうか?
Nさん:そうなんです。
interviewer:ということは、最初から「無痛分娩」が目的でその病院を選んだわけではなかったのですね。
Nさん:はい。
interviewer:なぜ「私も無痛分娩をやってみよう」と思われたのですか?
Nさん:私、痛いのが大嫌いなんです(笑)。
interviewer:なるほど(笑)。
Nさん:それから、こうしてインタビューを受けるまで忘れていたのですが「無痛分娩にしよう」と決めたきっかけを思い出しました。職場の先輩が無痛分娩でお産をしていて、その体験談を聞いたんです。
interviewer:身近に無痛分娩の体験者がいらっしゃたんですね。
Nさん:その先輩は麻酔のおかげで陣痛の痛みをほとんど感じなかったと話してくれました。産まれる直前まで寝ていられるくらい余裕で、助産師さんに「そろそろイキんでみましょうか」と言われて軽くイキんだら「にょろにょろにょろ」って赤ちゃんが出てきたそうなんです。その体験談を聞いて「私も、絶対に無痛分娩で産もう!」と思いました。
interviewer:「塩塚産婦人科」の無痛分娩費用はおいくらでしたか?
Nさん:それが、なんと2万円なんです!
interviewer:えーっ!めちゃめちゃ安いですね!
Nさん:そうなんです。なので費用を聞いて「2万円だったら絶対無痛分娩でしょ!」という感じで即決でした。
2日かかった1人目のお産
interviewer:一言で「無痛分娩」と言っても「計画無痛分娩」や「和痛」など病院によって特色があると思いますが「塩塚産婦人科」の無痛分娩はどのような感じでしたか?
Nさん:「塩塚産婦人科」は「和痛」でした。まずは陣痛促進剤とバルーンを入れて陣痛を誘発します。子宮口が5cm開いてバルーンが取れるまでは麻酔を入れられません。
interviewer:子宮口が十分に開くまで待ってから麻酔を入れるのですね。
Nさん:朝8時に入院して、9時から陣痛促進剤を入れ始めます。そのまま夕方の17時〜18時になっても産まれなければ、一旦促進剤の投入を中断して翌日に持ち越しになるんですよ。1人目の時はなかなか子宮口が開かなくて麻酔を入れられず、めちゃめちゃ痛かったです!
interviewer:それは辛いですね。
Nさん:促進剤を入れてすぐに陣痛の痛みが始まり、その痛みに耐えられず泣きました(笑)。夕方になっても子宮口は十分に開かなくて、翌朝に持ち越しになってしまいました。
interviewer:その日はバルーンを入れたまま夜を越したのですか?
Nさん:はい。背中に刺した麻酔を入れるための管もそのままです。夜中も陣痛の痛みがかなりあって1人目のお産は本当に辛かったです。全然「無痛」じゃなかったんです(笑)。
interviewer:4人のお産の中で、最初のお産が1番きつかったですか?
Nさん:そうですね。1人目が一番大変でした。翌朝からまた促進剤を再開したのですが、2日目もなかなかお産が進まず、結局長男が産まれたのは夕方の4時くらいでした。
interviewer:想定していたよりも時間がかかると、精神的に辛いですよね。
Nさん:私の体質なのか、お産の際に赤ちゃんがなかなか降りてこないんです。助産師さんが「あ、これはそろそろね」と言って分娩台に案内してくれたのですが、そこからが長くて。 「やっぱり隣の妊婦さんの方が先に産まれそうだから一度分娩台から降りて〜」と言われたりして(笑)。
interviewer:えぇ!陣痛の途中に分娩台の上り下りは大変すぎます!
Nさん:結局その妊婦さんが隣の部屋を使ってくれたので移動せずに済んだのですが(笑)。1人目の時は6時間くらい分娩台にいました!
interviewer:6時間も!結局麻酔はどのタイミングで打ったんですか?
Nさん:2日目のお昼、11時くらいですね。夜中に破水したのですが、バルーンが取れたのは11時くらいで、それからやっと麻酔を入れることができたという感じです。
interviewer:麻酔を入れてからの痛みはどうでしたか?楽になりましたか?
Nさん:それが、麻酔を入れても「楽になった」という感覚はあまりなかったんです。約1時間の間隔で麻酔が切れてくるので、そのタイミングでお手洗いに行くのですが、その時がめちゃめちゃ痛いんですね。それで「あ、確かに少しは麻酔が効いているんだ」と思いました。ただ、私の感覚としては「全然効いていない」(笑)。看護師さんには「効いてるはずよ!ほら、足が動かないでしょ。これ以上は麻酔を入れられないわ」と言われました。でも私は「いえ!足は動きます!動きます!」って(笑)。当時(2012年)は今と比べて麻酔を入れる量が厳しく制限されていたのかもしれません。
interviewer:なるほど。
Nさん:ちなみに2〜4人目はしっかりと「無痛」でした。
interviewer:同じ病院でのお産でも、全然違ったのですね!使用する麻酔の量について病院の基準が変わったのかもしれませんね。
Nさん:そうかもしれません。
interviewer:初めて無痛分娩をする際、不安なことや疑問はありましたか?
Nさん:「もし麻酔が効かなかったらどうしよう」というのがとても不安でした。結果的に期待したように麻酔が効かなくて、すごく痛かったわけですが(笑)。「お酒が強い人は麻酔も効きづらい」と言ったりしますよね。
interviewer:以前「無痛分娩PRESS」でインタビューさせていただいた看護師さんも、あくまでその方個人のご経験としてですが「お酒が強い人は麻酔も効きづらいのかもしれないと思う」とおっしゃっていました。
Nさん:そうなんですね。私もお酒は飲める方ですので、その点が不安でした。あとは「塩塚産婦人科」は「和痛」だったので「麻酔を入れるまでの陣痛の痛みはどれくらいかな」と不安でしたね。
interviewer:なるほど。
Nさん:背中に管を入れるのも「絶対痛いだろうな」と思って、そういったことが怖かったです。
interviewer:実際に管の処置をした際の痛みはどうでしたか?
Nさん:処置をする前に麻酔をしてくれたこともあり、痛くなかったです!管を入れる際に「どんっ」という感覚があったくらいですね。
interviewer:初めての無通分娩にあたって、お産の直前はどんな心境でしたか?
Nさん:計画無痛分娩でしたので「いよいよ赤ちゃんに会いに行くぞ!」という気持ちでしたね。里帰りでのお産でしたが、実家が自宅から近い距離でしたので予定日ギリギリまで自宅でいつも通り生活をしていました。「まだ産まれる気配はないし、近くの『飯山温泉』にでも行こうか」ということになり、入院予定日の2日前に温泉に宿泊しました。
interviewer:「里帰り出産」とはいえ、ご自宅からすぐということで心理的に余裕があった様子が伺えますね。
Nさん:そうですね。
2人目の出産も2日かかりました
interviewer:2人目以降のお産で、大変だったことはありますか?
Nさん:2人目もやっぱりなかなか降りてこなくて、産まれるまでに2日かかったのが大変でした。
interviewer:おぉ〜。また2日間コースだったのですね。
Nさん:でも2人目の時は陣痛促進剤とバルーンの処置を開始してから2時間くらいで子宮口が5cm開いたんです。午前中に麻酔を入れてもらえて、本を読めるくらい余裕がありました。1人目の時と同様に、1時間毎に麻酔が切れてくるので、お手洗いを済ませて麻酔を追加するという感じで過ごしましたが、全然痛くなかったです。ただ、腕に点滴がうまく入らなくて手の甲に針をさしていたので、本を持ったり携帯を触る際にその針の箇所が痛みました。
interviewer:陣痛の痛みは1人目の時と違ってかなり軽減されたんですね。初日の午前中に子宮口が5cm開いたのに、産まれてくるまでは2日かかったとのことですが、何があったのですか?
Nさん:陣痛は計測モニターの波形を見る限りリズム良くきていたのですが、赤ちゃんが降りてこないという状態が長時間続いたんです。
interviewer:なるほど。
Nさん:「寝ている姿勢よりも座っている方が赤ちゃんが降りてきやすい」とのことで座った姿勢で過ごしたりしていたのですが、そのまま夕方の6時を迎えてしまいました。
interviewer:翌朝に持ち越しですね。
Nさん:私も2度目ということで、慣れたもので「2日かかることもあるからね」みたいな感じではありました(笑)。何よりも陣痛の痛みがないので余裕があります。でもまさか、また夕方までかかるとは思っていませんでした。
interviewer:2日目の早い段階で産まれると予想されていたのですね。
Nさん:はい。子宮口が8cm開いてもなかなか産まれる気配がないので「もう少し様子を見て産まれそうになかったら、一度帰宅しましょうか」と言われて「え!?いやいやいや!既に子宮口8cmも開いているんですよね!?」と焦りました。
interviewer:そんな状態でも帰宅という選択肢があるんですか?!
Nさん:私も驚きました。その直後、内診をした際に破水してそこから一気に陣痛が強くなったのでよかったです。
interviewer:おぉ!
Nさん:お産も終盤になり「最後にお手洗いに行ったら分娩台に上がりましょう」ということでお手洗いを済まして分娩台に上がって、そこから1時間以内に産まれたんです。そうそう!思い出しました。赤ちゃんがなかなか降りてこないので、4人とも最後は先生がお腹に乗って押し出してくれたんです。
interviewer:4人ともですか!
Nさん:長男以外の3人は吸引の機械がスタンバイされました。試運転で「ウワーンッ」という大きい音がするんです。「いつでも吸引OK!」という状況までいって、先生が「あ、これは押して出るから大丈夫!」と言って対応してくれてギリギリで吸引分娩を免れました。
interviewer:吸引せずに済んでよかったですね。
Nさん:「無痛分娩」はやはり吸引分娩になりやすいというデメリットがあるかもしれません。後から知ったのですが「麻酔が効きすぎるとイキむ感覚が分かりづらい」ということもあるみたいで、そういったことと関係しているのかもしれませんね。
interviewer:Nさんもイキみづらいと感じましたか?
Nさん:感じました。麻酔が効きすぎると力が全然入らないんですよね。イキむ感覚が分からなくて、助産師さんからは「足を押す感じでやってみて」と言われたりしました。
interviewer:出産が終わって、麻酔が切れた後の痛みはどうでしたか?
Nさん:「後陣痛」がとても痛かったのですが、それは自然分娩でも同じことですものね。その他に特別にどこかが痛かった記憶はないです。
interviewer:ちなみに、4人出産された中で「1番楽だったな」と思われるのは何人目のお産の時ですか?
Nさん:2人目でしょうか。1人目のお産から1年半くらいしか期間が空いていなかったので、産道の開きもスムーズだったのかなぁと思ったりします。
オススメポイントが盛りだくさんの「塩塚産婦人科」
interviewer:「塩塚産婦人科」の特徴を教えてください。
Nさん:立ち会いが何人でもOKなところでしょうか。
interviewer:何人でも良いんですか!
Nさん:撮影もOKです。
interviewer:自由度が高いですね。
Nさん:そうですね。1人目を産んだ日に、友人が赤ちゃんの1ヶ月健診で病院に来ていたんです。ちょうど長男が産まれそうなタイミングだったので、その友人も分娩室に入ってお産に立ち会ってくれました。
interviewer:そんな飛び入りでもOKだったんですね(笑)。すごいですね。
Nさん:4人目のお産は今から2年前で、ちょうどコロナ禍での出産でしたので「さすがに今回は立ち会いは無理かな」と思ったのですが「家族はOK」とのことでありがたかったです。家族全員の立ち会いのもと、お産をすることができました。
interviewer:コロナ禍では立ち会いを制限する病院が多かったですよね。そんな中、希望が叶ってよかったですね。
Nさん:本当にそう思います。上の子どもたちも、産まれたての赤ちゃんを助産師さんが綺麗にしてくれる様子を直近で見ることができました。
interviewer:「塩塚産婦人科」の良かったと思う点を教えてください。
Nさん:本当に良い病院でした!まずは、すでにお話ししましたが「立ち会い人数の制限が厳しくない」という点ですね。
interviewer:友人もOK!
Nさん:「立ち会いは1人だけ」という病院もあると聞きますが、そうすると「母親か夫か」という感じで1人だけ選ばないといけないですよね。
interviewer:そのようなパターンはよく聞きますね。
Nさん:母も夫も子ども達も、みんな立ち会うことができて良かったです。撮影もOK。更に全部屋個室です。
interviewer:個室はやっぱり人気ですね。
Nさん:個室は来客があっても気兼ねせずに済むのが良かったです。他にも、お産に必要な物は全て病院が用意してくれるので手ぶらで入院ができて、ご飯も美味しい!ちなみにご飯はみんなで食べるスタイルでした。
interviewer:食堂のようなところで食べる感じですか?
Nさん:そうです。そこでみんなで授乳したりもしました。母子同室または母子分離を選ぶこともできます。あとはなんだろう・・・。
interviewer:良かった点がどんどん出てきますね!
Nさん:そうですね(笑)。あとは先生が優しいです。助産師さんもたくさんいて、やっぱり優しい。それから「無痛分娩費用が安い!」ですね。
interviewer:本当に良心的な価格ですよね。
Nさん:2人目の時は「上の子もいるから、東京で産もうかな」と思い、都内の病院も検討したのですが費用が高くて驚きました。総額で100万円を超える病院もありましたね。
interviewer:都内は特にそういう病院も多いかもしれません。
Nさん:基本の分娩費用だけでも高額で、さらに無痛分娩費用も追加となると・・・100万円までは行かなくても、やはり高くて気軽に無痛分娩はできないと思いました。やはり「塩塚産婦人科」の良心的な金額設定は、無痛分娩を選択する後押しになりますね。
interviewer:無痛分娩について「もっとこうしておけばよかったな」と思うことはありますか?
Nさん:1人目の時、まさか2日もかかると思っていなかったので待ち時間対策を何もしていませんでした。ですので、2人目以降はスマホで動画を見れるように専用アプリを入れておいたり、予めデータをダウンロードしておいたりしました。それから、小腹が空いた時のためにこっそりお菓子も(笑)。
interviewer:お産の回数が増えるに連れ、待ち時間対策が充実していったんですね(笑)。
Nさん:そうなんです(笑)。本も持っていきましたが、点滴で手が痛くて長時間持つことができないんですよ。だから動画をめちゃくちゃ重宝しました。3人目のお産の時には院内でも無料のWi-Fiを利用できるようになっていて助かりましたね。
interviewer:病院のサービスに時代の変化を感じますね。
Nさん:1人目の時は朝ごはんは食べずに来院するように言われてその通りにしたのですが、2人目以降は普通に食べてから行きました。体質によって嘔吐する場合もあるためそういった指示があるのかなと思うのですが、私は吐かなかったので。自己判断ですが(笑)。
interviewer:麻酔は合う、合わないがありますものね。出産を終えた後の体力消耗はどのような感じでしたか?
Nさん:麻酔がしっかりと効いた状態でお産ができた2人目以降の産後は本当に楽でした。1人目の時と全然違いましたね。1人目はドーナツクッションがないと座ることもできなくて、身体的にも精神的にもダメージが大きかったと感じます。2人目以降はドーナツクッションは不用でした。
interviewer:2人目以降は、産後どれくらいで通常に戻ったと感じましたか?
Nさん:2人目は産後すぐから動けました。3人目は30代でのお産になり、20代の時よりはきつさはありましたが、思い返すと退院して数日後に運動会に行っていましたね。さすがに走ったりはできませんので、応援していました。
interviewer:すごく元気ですね!
Nさん:4人目のお産も身体へのダメージは少なかったと思います。ただ、骨盤がガタガタで。1か月くらいちゃんと歩けなくて大変でした。年齢による違いもあったと思います。
interviewer:出産される年齢によって、産後の状態も全然違ったのですね。
Nさん:そうですね。
無痛分娩だから「次も産みたい」と思える
interviewer:4人のお子さん全員を無痛分娩で出産されたNさんにお伺いするのもあれなのですが(笑)。無痛分娩をやってみてよかったと思いますか?やらなくてもよかったと思いますか?
Nさん:私は「絶対やった方が良い」と思います。
interviewer:はい。
Nさん:無痛分娩だからこそ、4人も産むことができました。麻酔が適切に効けば、陣痛中でも、今こうやって普通に会話しているのと変わらない状態でいられましたから。
interviewer:もし無痛分娩という方法がなければ、お子さんは1人だったかもしれませんか?
Nさん:2人は産んだと思いますが、3人目4人目はなかったかもしれませんね。
interviewer:なるほど。そう考えると、昔は自然分娩で子沢山な人が多かったのはすごいですよね。
Nさん:すごいと思います。
interviewer:Nさんが感じた「無通分娩のメリット」を教えてください。
Nさん:やはり「産後が楽」ということですね。必要以上に体力を消耗せずに済むので、お産の直後から赤ちゃんを抱っこしたり、授乳も楽にできたと思います。無痛分娩は産後のダメージが軽減できるのではないでしょうか。
interviewer:逆に「これはデメリットだな」と思うことはありますか?
Nさん:強いて上げるとするなら吸引分娩になる可能性が高くなるということでしょうか。周りに無痛分娩でお産をした友人がけっこういるんですが、やはり吸引分娩になったという話も聞きます。同じく友人の中には麻酔と相性が合わなくて嘔吐して辛かったという子もいたので、それもデメリットかなと思います。
interviewer:なるほど。
Nさん:ですが、私自身はありがたいことに何事もなかったのでそれらをデメリットだとはあまり思っていないです。ちなみに会陰切開も一度もせずに済みました。
interviewer:そうなんですか!無痛分娩だと感覚が鈍くなるためイキみすぎてお股が避けてしまうというお話も聞きます。そうすると麻酔が切れた後の痛みが辛いらしいです。
Nさん:それは想像するだけでとても痛そうですね。私はてっきり、痛みで変に力が入ることで裂けてしまうのかと思っていましたが、そういうパターンもあるのですね。
interviewer:先ほど少しお話がありましたが、ご友人も無通分娩をされた方は多いのですか?
Nさん:そうですね。地元の友人は「塩塚産婦人科」で無痛分娩でお産する子が多いです。
interviewer:そうなんですね。
Nさん:「塩塚産婦人科」でお産をするのに無痛分娩を選ばない理由が分かりません(笑)。無痛分娩費用は2万円ですから選択のハードルはかなり低いと思います。私と同じように子どもを4人産んでいる友人も「塩塚産婦人科」で無痛分娩です。「やっぱり無痛分娩だね」と言っていました。
interviewer:みなさん、感想としては「無痛分娩に満足している」という感じでしょうか?
Nさん:そうですね。
interviewer:無通分娩を検討している方から「無痛分娩ってどうだった?」と聞かれることはありますか?
Nさん:あります。
interviewer:どういう風に答えていますか?
Nさん:「無痛分娩、とにかくすごく良かったよ!」とお話しています。「お産はただでさえ疲れるし、長引くと寝不足になることもあるから、ダメージが少なく済むのは助かるよ」と。上のお子さんがいる方には特に良いんじゃないかと思います。
interviewer:そうですよね。上の子の面倒も見ないといけませんものね。
Nさん:入院中はママと離れて過ごさないといけないので、帰宅後は「ママ、ママ〜!」ってなりますよね。産後の体力を温存するために「無痛分娩」という選択はとても良いんじゃないかなと思います。
interviewer:最後に、無通分娩をしようか迷ってる人にメッセージをお願いできますでしょうか。
Nさん:私は100%無痛分娩をオススメしたいです。そしたら、子どももたくさん産みたいと思えるんじゃないかなぁ。やっぱり赤ちゃんは可愛いです。無痛分娩だと産後は楽ですし、いいことがたくさんあると思います!
interviewer:本日はインタビューをお受けいただきありがとうございました!